子供が盛り上がるポイントを考えてみよう
子供も盛り上がるバーベキューをするなら、飽きさせないことと、遊びを交えて食べられることをおさえておくことがポイントです。
普段と違う食べ方で興味をひく
バーベキューは、食べたことがないものや普段と違う食べ方を試してみるいい機会。特に、大きいものや丸焼きなどは子供の興味をひきつけるのに最適です。
肉を大きめにカットしてみたり、魚や貝をそのまま焼いてみたりと子供の目をひきつけるような料理を意識してみましょう。
レクリエーション気分で作る・食べる
「遊びながら作る」「遊びながら食べている」ような感覚になるものは子供も熱中できるものです。また、自分で作ったものは普段よりもっと美味しく感じることでしょう。
あくまで「食べ物で遊ぶ」のではなく、一手間加えたり普通とは少し異なるアレンジをしてみたり、調理や食事の一環として楽しめるような工夫をしてみてください。
「誰とでも遊べるもの」があるといい
食後には、子供だけでも大人が混ざっても楽しめるような、簡単なレクリエーションを用意しましょう。特に子供の年齢に幅があるときには、大きい子だけでなく小さい子も一緒に遊べるゲームがオススメです。
天候の問題がなければ、屋外で体を動かせるような遊びを、天気が悪かったり周囲に人が多かったりする場合はテーブルで楽しめるカードゲームやボードゲームなど、持ち運びやすいものを探してみましょう。
子供が大好きなバーベキューの具材
子供が大好きなバーベキューの具材の代表格と、子供が盛り上がるポイントを紹介します。
肉系はサイズ感やワイルドな調理で目を引こう
肉を焼くなら、普段の料理よりも少し大きめでワイルド感を演出しましょう。
ウインナー | 普段より大きいウインナーを選ぶ。串にさしてフランクフルトもオススメ。 |
ベーコン | ブロックベーコンを用意して贅沢な厚切りに。 |
ステーキ | 炭火で焼くステーキはインパクト大。 |
タンドリーチキン | カレーのスパイシーな香りは子供も大好き。あらかじめタレに漬け込んで持ち込めば焼くだけでOK。 |
お肉は子供も大好きな食材の1つ。いつもの食卓には並びにくいような大きめカットで子供心を引き付けましょう。ただし、食べる時には小さな子供でも食べやすいように一口大にカットしてくださいね。
タンドリーチキンのつけだれもアレンジしちゃおう!
タンドリーチキンのつけダレは市販のものも良いですが、自作するとより一層美味しく感じられます。たれに漬け込んだあとは、子供と一緒に串に通していくのも良いですが、怪我には注意してください。
魚介はまるごと焼くとインパクト大
普段はカット済みや身だけなどの状態で出てくる魚介類をそのまま焼いてみましょう。インパクトがあるだけでなく、命を頂くという食育にもなるので子供に最適です。
イカの丸焼き | はらわたを取り除いて串に刺して丸焼き。しょうゆなどタレを絡めながら焼くと香りがいい。 |
エビ | 頭と殻付きのまま焼いて豪勢に。 |
ほたてバター | 貝がらを焼くときの皿にして、バターを落とす。 |
魚介類はまるごと焼けるのがバーベキューの醍醐味。魚や貝のおいしさと命を頂くありがたさを子供にも感じてもらいましょう。
野菜は味付けや香りで興味をもたせて
バーベキューは、野菜が苦手な子供にも食べてもらいやすいチャンスでもあります。バーベキューならではの調理方法で野菜もおいしく頂きましょう。
じゃがバター | バターの甘い香りとほくほく感。丸ごとホイルで焼く。 |
焼き芋 | ホイルに包んで炭の中へ。割った芋の鮮やかさが魅力。 |
焼きとうもろこし | 醤油を絡ませて香ばしく。子供が好きな野菜の定番。 |
玉ねぎのホイル焼き | 丸ごと焼くことでとろっと甘くなり、苦手な子も食べやすい。 |
普段は野菜が苦手な子供でも、いつもと違う調理方法やワイルド感があれば興味を持ってくれるかもしれません。
玉ねぎホイル焼きのレシピ
玉ねぎをまるごとホイル焼きにして、とろりと甘く焼き上げるレシピ。バターを入れることで子供も喜ぶコクのある味わいになります。
見た目が派手なメニューで盛り上がる!
バーベキューでは、子供と一緒に作れるメニューや飽きずに楽しく食べられる工夫をしてみるのもオススメです。
あると華やぐ簡単おしゃれバーベキューメニュー
バーベキューの具材や残り物を活かせるオススメメニューです。
餃子ピザ | 餃子の皮をピザ生地の代わりに。ピザソースや具材、チーズを乗せて焼くだけ。具材の残りで子供と一緒に楽しく作れる。 |
チーズフォンデュ | カマンベールチーズをホイルでつつんで焼くだけで簡単に。スキレットなどでチーズを溶かしてもオススメ。 |
ピザは子供に人気の料理の1つ。食べやすくてお手軽な餃子の皮を使って楽しく作ってみましょう。また、チーズフォンデュだと子供が苦手な食材も食べやすいかもしれません。自分でチーズを付けながら食べられるので遊びの要素も含められます。
遊びながら作れるバーベキューデザート
食後の楽しみは子供も喜ぶ甘いデザート。うまく作れるかも含めてみんなで盛り上がれます。
チョコフォンデュ | 湯せんで溶かしたチョコレートにフルーツを付けて。 |
焼きマシュマロ | バーベキューデザートの定番。串に刺したマシュマロを炙って食べる。ビスケットとチョコで挟めばスモアに。 |
バウムクーヘン | アルミホイルを巻いた棒に生地を重ねながら焼いていく。時間がかかるので交代しながらがオススメ。 |
家ではなかなか食べる機会の少ないチョコフォンデュや焼きマシュマロは、子供の好奇心を掻き立てます。バウムクーヘンなどの時間と手間がかかる調理も、みんなで協力して楽しみましょう。
バウムクーヘンのレシピ
バウムクーヘンの生地は、ホットケーキミックスを使うのがオススメ。生地を少し緩めに溶くことで、アルミ棒に均等に付きやすくなり、焼き色もきれいにつきます。
待ち時間や腹ごなしに盛り上がる遊び方!
子供は同じことに長時間集中できないもの。お腹が満たされたら元気に遊んでもらいましょう。
おなじみの遊びからアウトドア感満載のわくわくするようなゲームまで紹介します。
手軽なレクリエーションで盛り上がろう!
大掛かりなものでなくても、ちょっとした遊びを混ぜれば十分楽しいレクリエーションになります。
スイカ割り | 割ったスイカをデザートに。人数がいる時に盛り上がる。 |
宝さがし | 近くにカプセルなど分かりやすいアイテムを隠す。 |
くじ引き | ジュースや食材などを選ぶ順番決めに使ってもいい。 |
利きジュース | ラベルや色を隠してジュースを当てる。 |
特別な道具を使わなくても、バーベキューで食べたり飲んだりする食材にちょっとしたゲーム性を持たせると楽しめます。宝探しやくじ引きは子供会バーベキューなどの大人数にもオススメです。
もっと子供と盛り上がりたい!おすすめの遊び道具
バーベキューの時間をゆっくりとってあるのなら、遊び道具も何か用意しておきたいところ。子供と楽しく盛り上がれるアイテムを紹介します。
シャボン玉
シャボン玉は屋外で楽しめる定番のおもちゃ。キラキラしてきれいなので写真映えも抜群です。専用液がなくなっても、食器洗剤と水、少量の砂糖でも液が作れます。
おなじみの口で吹くタイプも風情がありますが、よりたくさんのシャボン玉ができる電動タイプも人気です。
Lamplanning 2種のしゃぼん玉 電動 バブルガン
サイズ | 185×120×143mm |
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●1つで2種類のシャボン玉が楽しめる
バドミントン
バドミントンも、アウトドア用であれば風を気にせず楽しめます。子供と楽しむなら初心者でも使いやすいものや羽根が当たってもそれほど痛くないものが安心です。専用ケースがついているものだと、保管や持ち運びにも役立ちます。
タルボットトロ アウトドアバドミントン
セット内容 | 専用ラケット2本,シャトル3個,シャトルケース,キャリーケース |
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●風があっても楽しめる
水鉄砲
夏場のバーベキューにオススメなのが水鉄砲。定番の形の水鉄砲から変わった形のものなど、種類が豊富なので子供と選ぶのも楽しめます。周りに他の人がいる場合は迷惑にならないように注意しましょう。
Water Billy ウォーターガンブレラ 対戦セット
セット内容 | 本体2本,水濡マークバンド2本 |
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●ガードがあるので濡れすぎを防げる
ボードゲーム
人が多いところであれば、卓上で遊べるボードゲームもオススメ。子供にも分かりやすいシンプルなルールで、短時間で白熱できるものを選びましょう。1回のプレイ時間が短いものだと、子供の集中力も切れずに楽しめます。
SIMPLE RULES ナンジャモンジャ ミドリ
プレイ人数 | 2~6人 |
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対象年齢 | 4才〜大人 |
●想像力や記憶力が豊かな子供にぴったり
アークライト ラブレター ボードゲーム
プレイ人数 | 2〜4人 |
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対象年齢 | 10歳以上 |
●ルールが分かりやすく、短期決戦で運要素が強い
子供たちに食も遊びも楽しんでもらおう!
子供のいるバーベキューでは、食に遊び心を足したりユニークな遊びを考えたりして、最後まで飽きずに楽しんでもらうことが大切です。今回紹介したような普段と違う食べ方や遊び方で、子供たちも遊びながら食の大切さを知ってもらい、家族と過ごす楽しさを感じてもらいましょう!