オージー(オーストラリアン)BBQ事情とは?同じバーベキューでも日本とはこんなに違う!

オージー(オーストラリアン)BBQ事情とは?同じバーベキューでも日本とはこんなに違う!

オージービーフを美味しく食べるためには、本場のオーストラリアの方に伺うのが一番!気になるオーストラリアのBBQ事情について紹介します。

目次

オーストラリアのオージー(オーストラリアン)BBQ事情

BBQは日本ではレジャーイベントの1つとして親しまれていますが、オーストラリアではバーベキューはさらに生活の中に溶け込み、なくてはならない習慣的なライフスタイル、家庭料理として古くから親しまれている国民食です。
実施する頻度も多くて、毎週というのが当たり前で、みんなバーベキューが大好きなので、日を空けずにバーベキューでも大歓迎です。こういった食文化が育ったのは、オーストラリアは温暖な地域で、1年を通して外で食事を楽しむことが出来るからでしょう。
オーストラリアでは環境も整っていて、公園にBBQグリルが設置されており、誰でも無料で使えるだけではなく、ルーフがあるBBQスポットが多いので雨の日でも安心です。
ほとんどの家庭にもBBQグリルやアウトドア用の家具があるので、庭やベランダでBBQを楽しむ方も多くいらっしゃいます。また、バーベキューとなるとお肉を焼くのは男性に任せるのが常識。
女性は簡単なサイドディッシュを用意するだけで、お肉が焼けるまで友人とワインを飲んだり、子どもたちと一緒に遊んでいれば、男性がとっておきのご馳走を用意してくれます。

オージーBBQで好まれるお肉

オーストラリアで好まれるのは、お肉のコクや薫りがより楽しめる牛の赤身肉です。
部位としては、キューブロール(リブロース)、Tボーン、ランプなどが柔らかく仕上がるので大人気です。
厚さは日本と比べると豪快にも2cm程度が一般的です。
ただし3cm以上になるとグリルだけでは調理が難しくなります。
他にはラムチョップやソーセージも人気です。
今では日本でも外資系のスーパーや、一部のスーパーでは厚切りのオージービーフを購入することが出来ますし、好みの厚さにカットしてくれるお肉屋さんもあるので、ぜひオージービーフの魅力が堪能できる厚切りのお肉で、オージー風のBBQを楽しんでみてください。

オージーBBQで使用される調味料

良いお肉が手に入ったなら、お肉の味を存分に味わえる、塩などシンプルな調味料がおすすめです。
上手に焼けば塩だけでも十分に美味しいですよ。
他にもマスタードやアジアのソースも人気があり、タイのスパイシーソースなどがよく利用されています。
BBQソースもありますが味が濃いので、サンドイッチにお肉を挟む際に使うといった利用方法が一般的です。
自宅の庭やアパートのバルコニーでハーブを育てている方も少なくないので、ハーブ類をBBQに取り入れる方が多くいらっしゃいます。

オージーBBQのサイドディッシュ

前菜としてミックスサラダ、ポテトサラダなど簡単なものをささっと準備し、おしゃべりを楽しみながらメインディッシュを仕上げるのがオージー流です。 付け合せの野菜としては、アスパラ、カボチャ、サツマイモ、ピーマン、タマネギ、ズッキーニ、マッシュルーム(きのこ)等が一般的です。

子供に人気のステーキサンド

子供達のスポーツ(習い事やイベント)の後は必ずといっていいほどバーベキューがセットとなっていて、お肉が焼き上がったらパンに焼いた刻み玉ねぎを敷き、その上にお肉やコールスローやトマトサラダ、ビネガー漬けのビートルート(赤カブ)をのせて、最後にBBQソースをたっぷりとかけて二つ折りにしたステーキサンドが完成です。 子供達に大人気ですよ。

オーストラリアを訪れるなら

オーストラリアには有名な美しいビーチが数え切れないほどありますが、ビーチの近くにはBBQができる場所が多くあります。
大人気のBBQスポットですので、場所をとるのも大変ですが、機会があればぜひチャレンジしてみてくださいね。

まとめ

日本スタイルのバーベキューも楽しいですが、特別な雰囲気を演出すると、バーベキューは盛り上がることは間違いなし!
次のバーベキューの機会には、少しオージースタイルのBBQを取り入れてみてはいかがでしょうか。