バーベキューの食材はどれくらい用意したらいいの?
バーベキューの準備で1番迷うのが、食材の量ではないでしょうか。持ち帰るのが難しいので、食べきれる量を考えて用意したいですよね。
性別や年齢に合わせて、人数から逆算して用意しよう
できるだけ最適な量を用意する方法としてオススメなのが、参加者の性別や年齢を基準に、食材ごとに大まかな目安をつけること。例として大人と子どもの目安量をご紹介します。
大人の場合
お肉メインの場合は、成人男性は300〜400g、成人女性は200〜300gを目安にすると満足度が高いでしょう。
海鮮を用意する場合は、その分を引いた量を目安にしてみてください。そのほか、野菜を100g、〆の炭水化物やデザートを100gほど用意するとバラエティに富んだバーベキューになります。
品数が多いと一層華やかなバーベキューに。また、お酒も飲む場合はゆっくり楽しめるおつまみや箸休めの1品を用意しておくのもオススメです。
お酒が多い場合は、炭水化物やデザートを減らして調節すると良いでしょう。
子どもの場合
12歳以下のお子さんがいる場合は、年齢や性別や普段の食事の量に合わせて調整しましょう。食べ盛りの男の子であれば、お肉は200g。女の子であれば100gが目安になります。
そのほか野菜は50~100g、炭水化物・デザート50~100gくらいで用意しておくと安心でしょう。
お肉は柔らかいものや一口サイズのものを選んであげると食も進みます。焼き上がったお肉をカットするキッチンバサミがあると便利でしょう。
また、外遊びに気を取られがちなバーベキューでは、途中で食べることに飽きてしまうことも。そんなときのために、大人の近くで遊べるよう年齢に応じて砂場セットや水鉄砲などを用意してあげるのもオススメです。
目安を知ったところで、ここからはバーベキューにおすすめの食材を一挙にリストアップ。定番からバーべキューが盛り上がる変わり種まで、順番にご紹介します!
【肉】バーベキューの食材
食べごたえ抜群のお肉は、バーベキューのメイン。牛・豚・鶏など各種取り揃えておくと満足度が高くなりますが、予算を下げたい場合は鶏肉を多めがリーズナブルで◎。下味を付けて持っていくと、華やかな一品になるでしょう。
豪華に楽しみたいときは、大きな塊肉を焼くのもオススメです。ブロック肉や骨付き肉など、バーベキューならではのメニューを豪快に楽しんじゃいましょう!
タン
焼肉定番「タン」。脂身が少くあっさりしているので、味覚が繊細な最初のうちに楽しみましょう。バーベキューでは、薄めのものより厚めのものがオススメです。
脂を塗った網の中火部分で、何度か返しながら焼きましょう。
カルビ
みんな大好きな「カルビ」。脂と赤身のバランスがよく、濃厚な味わいと柔らかさが特徴です。焼きすぎると脂が落ちて硬くなってしまうので、要注意。
とくにお子さんからの人気が高いので、多めの割合で用意しておくのがオススメです。
トントロ
ジューシーで人気が高い「トントロ」。手頃な価格で販売されていることも多いので、バーベキューにはうってつけの食材です。
ただし、落ちた脂から炎が上がりやすいので、火の加減には注意が必要。1度にたくさん焼きすぎない、炭の真上を避けるなど配慮しましょう。
手羽先
骨付きで食べられる「手羽先」。事前に調味液につけておけば、現地で手間なく簡単です。スパイシーな味付けにすれば、おつまみにぴったり。
焼くときは、とろ火になったところでじっくり火を通しましょう。皮までパリッと美味しく仕上がります。
ウインナー
子ども人気の高い「ウインナー」。大人ならハーブ風味やチョリソーなど、パンチのあるお味がオススメです。太いタイプは、焼き上がったらキッチンバサミで一口大にカットしましょう。
さらに網で炙れば、カリカリジューシーで絶品です。
ベーコン
旨味たっぷりの「ベーコン」もバーベキューにもってこいの食材です。ブロックや厚切りなら、シンプルに焼くだけで食べごたえ抜群の豪快メニューに。薄切りなら、野菜などを巻いて楽しむのもオススメです。
ステーキ肉
人数が多いときに楽しみたい豪華な「ステーキ肉」。筋切りは自宅で済ませておくとラクです。下味の塩は肉に浸透するよう、細かめのものがベスト。
強火部分で両面を焼きつけてから、一口大にカットして楽しみましょう。食べる直前に振る塩は、粗めがオススメです。
ブロック肉
アウトドア玄人なら挑戦したい「ブロック肉」。大きな塊にテンション上がること間違いなしです。焼くときのコツは、お肉を常温に戻すこと、塩を振って旨味を閉じ込めること。
塩は全体にまんべんなくすり込みましょう。焼くときは火力は強すぎない部分で、まずは肉汁が溢れないよう繊維の断面から。その後全部の面を焼き、焼き上がったあとは網の端で5分ほど保温しましょう。
【魚介類】バーベキューの食材
お肉にプラスして持っていくと、盛り上がる海鮮系の食材。殻付きのエビや貝など、自宅ではなかなか楽しめない豪快調理も楽しんじゃいましょう!
鮮度が重要なので、現地のスーパーや市場などで購入するのもオススメです。また、魚介類は網に匂いがつきやすいので、交換用の網を用意しておくと便利です。
魚の塩焼き
炭火で焼いた「魚の塩焼き」は、遠赤外線効果でふっくら美味しく仕上がります。焼く魚は何でもOK。旬の新鮮なものを選んでみてください。
小ぶりな魚なら長めの串に挿して、ブリやマグロのカマなどは網に乗せてじっくり火を通しましょう。お酒のおつまみとしてもオススメです。
エビ
バーベキューで焼く「エビ」は、大きめがオススメです。殻ごと焼いて、身を蒸し焼きにしましょう。パサパサになるのを防げます。
小さめであれば、殻ごと食べるのもOK。調味液で味付けをし、カリッとした香ばしさも楽しんじゃいましょう。
イカ
大人も子どもも大好きな「イカ」。豪快な姿焼きならインパクト大の一品になります。焼くときは、丸ごとがオススメ。
しっとり柔らかく仕上がるので、カットするのは食べる直前にしましょう。下ごしらえ済みのものを購入すると手軽です。
貝
海鮮バーベキューの定番「貝」。バーベキューでは貝殻が大きいはまぐりやサザエ、ホタテなどを豪快に焼きましょう。
貝から出る水分と一緒に、旨味たっぷりジューシーに仕上がります。貝は傷みやすいので、現地調達もオススメです。
シシャモ
変わり種食材としてオススメの「シシャモ」。シンプルに炭火で焼くだけで、やみつきになる一品の完成です。
七味+マヨネーズや味噌+マヨネーズを用意すれば、おつまみにもぴったり。下ごしらえも必要ないので、手軽な一品としてオススメです。
【野菜】バーベキューの食材
食べごたえのあるお肉や魚のほかに野菜があると、バラエティ豊かなバーベキューになります。栄養バランスが良くなるのはもちろんのこと、箸休めの一品としてもオススメです。
シンプルに焼くだけでなく、ホイル焼きやアヒージョのようにオイルで加熱する方法もあるので、チャレンジしてみてください。
じゃがいも
ボリュームがあり、手頃な価格で手に入る「じゃがいも」。炭火で焼くと遠赤外線効果でほくほくに仕上がるバーベキューのオススメ食材です。
現地調理なら、アルミホイルで包んで炭の近くに置いて。バターでホイル焼きにする場合は、事前に茹で調理orレンジ加熱で柔らかくしておくのがオススメです。
玉ねぎ
焼き肉では定番の「玉ねぎ」は、炭火で焼くと水分が抜けて上手く仕上がらないことも。そんなときは、丸焼きがオススメです。
皮を剥かずにアルミホイルで包み、炭のそばでじっくり火を通しましょう。トロっと甘く仕上がり、お子さんにもオススメのメニューのなります。
なす
「なす」もそのまま炭火で焼くと、水分が抜けてしまう食材です。薄切りの場合は袋にオイルを入れてシャカシャカ振り、オイルでコーティングしてから焼きましょう。
豪快に丸焼きにするのもオススメです。中が蒸し焼きのトロトロ状態になるので、一口大にカットして楽しみましょう。
とうもろこし
お子さんに大人気の「とうもろこし」は、皮を剥かずに網の上で転がして豪快に焼きましょう。ひげもそのままで大丈夫。皮やひげが焦げたら食べごろです。
醤油焼きにしたいときは、丸焼きにしてから皮を剥き、再び網に乗せて焼きましょう。何度か醤油を塗ると、香ばしさがUPします。
枝豆
さやごと蒸し焼きにすると美味しい「枝豆」。網の上で焼くと隙間から落ちてしまうので、アルミホイルを用意しましょう。
スキレットがある場合は、オイルとガーリックで居酒屋風に炒めても美味しいですよ。
かぼちゃ
炭火で焼くと甘くほくほくに仕上がる「かぼちゃ」。火が通りにくい食材なので、薄切りにしておきましょう。
パサパサになりやすいので、オイルでコーティングしておくのがオススメ。メープルシロップやはちみつなどの甘い味付けとも相性が良いので、デザートにもなりますよ。
にんにく
変わり種食材としてオススメしたいのが「にんにく」。皮つきで素焼きにするのが手軽ですが、ホイル焼きやアヒージョ風にするなど、豊富なレパートリーも魅力です。
匂いがキツイかと思いきや、丸ごと加熱すると特有の香りも少なくなります。ほくほくとした食感で、にんにくの新しい魅力に出会えるかも!?
きのこ
お肉と相性抜群の「きのこ」。クセのない「エリンギ」や、旨味たっぷりの「しいたけ」など、バーベキューにぴったりの食材が豊富です。
そのまま焼くのはもちろんのこと、バターやオリーブオイルと合わせるのもオススメ。水分が多いので、じっくり火を通して旨味たっぷりのジューシーさを堪能しましょう。
ピーマン
みずみずしい「ピーマン」は、バーベキューで味わいたい食材のひとつ。火の通りも早いので、強火でサッと表面に焦げ目をつけるだけでもOK。
お子さんが多いときは、甘くて食べやすい「パプリカ」もいいですね。お酒のおつまみにしたいなら、ピリ辛の「ししとう」も人気になること間違いなしです。
サンチュ・レタス
焼かない野菜枠として「サンチュ」や「レタス」があると重宝します。お肉を巻いたり、合間に楽しむのにもぴったり。
バーベキューではみずみずしい食感のものが恋しくなるので、サラダにして持っていくのもオススメです。
プチトマト
焼いても焼かなくても美味しい「プチトマト」。網で焼く場合は、何個か串に刺しておくと転がりにくくオススメです。そのほか、たっぷりのオイルでアヒージョにするのもgood。
黄色やオレンジ色などのカラフルなものなら、お子さんにも好評です。