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初心者にもおすすめ!道具別6種類の火起こし方法

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火起こしといえば、バーベキューで苦労しがちな作業のひとつです。しかし正しい手順やちょっとしたコツを知るだけで、初心者でも簡単に成功させられるようになります。
火起こしの方法としてはさまざまなものがありますが、ここでは以下の6種類の方法について解説します!
これらの火起こし方法をマスターすれば、どのような状況でもスムーズに火起こしができるようになりますよ!
ガスバーナー

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ガスバーナーは、1,000度以上の炎を出すことができる強力なアイテムです。基本的には家庭用のカセットコンロと共通のガスボンベを装着して使います。
炭に炎を当て続けるだけで着火できることから、バーベキューの火起こしを素早くおこないたい場合におすすめです!
火起こしの手順

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【用意するもの】
●ガスバーナー
●ガスボンベ
●火ばさみ
●炭
ガスバーナーを使う火起こしの手順
① 炭を組み上げる。この際、中心部に空間を作るようにして組み上げると、空気が通りやすく、火起こしが成功しやすくなる。
② 組み上げた炭の中心に近い部分、かつ低い場所にガスバーナーの炎を当て続ける。
③ 炭自体が赤く燃焼し始めたら、火吹き棒やうちわなどを使って空気を送る。
④ 炭から炎が立ち上がり、ほかの炭に燃え広がったら完了。
ガスバーナーを使用する際のポイントは、同じ場所へ集中的に炎を当て続けること。炭から炎が立ち上がってきたら、炭を動かさずにじっと待つことも大切です。
この火起こし方法の注意点

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ガスバーナーに取り付けるガスボンベは、高温にさらされると爆発するおそれがあります。炭から放たれる熱が、ガスボンベに当たらないように気をつけましょう。
また、カートリッジを一定以上傾けたり、逆さにしたりすると燃料漏れの危険性がある製品もあるため、必ず使用上の注意を読んだうえで使うようにしてください。
ガスの残量が不足しないように注意することも大切です。家から持ち出す前にガスボンベをシャカシャカと振って残量を確認するとともに、必要に応じて交換用のガスボンベも準備しましょう。
牛乳パック

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身近にある牛乳パックは、着火剤の代わりとして使えます。もともと処分するものであるため、コストがかからないのがメリットです。
事前に1〜2パックを分解してから洗い、よく乾かしておきましょう。
火起こしの手順

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【用意するもの】
●牛乳パック
●ライター、マッチなど
●火ばさみ
●炭
牛乳パックを使う火起こしの手順
① 牛乳パックを幅2cmほどの短冊状にカットする。
② カットした牛乳パックを1個ずつクルクルと丸める。
③ 丸めた牛乳パックを積み上げ、それを取り囲むようにして炭を組み上げる。
④ 積み上げた牛乳パックの低い位置に、ライターなどで火をつける。
⑤ 炭に燃え移るまで待ち、十分に燃え広がったら完了。
以上の方法のほか、丸めた状態の牛乳パックを、広がらないように麻紐で縛る方法もあります。
事前に作り置きしておけばバーベキュー当日の準備が簡単になるメリットもあるため、ぜひお試しください!
この火起こし方法の注意点

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牛乳パックはとても軽いため、風の強い日は飛んでしまう可能性があります。
火がついた状態でどこかへ飛んでしまい、ほかのものに燃え移るといったことがないように注意しましょう。
着火剤

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着火剤とは、一度ライターなどで火をつけると、数分間にわたり燃焼し続けてくれるアイテムです。 着火剤を使った火起こしは、今回ご紹介する方法のなかでも無難な方法といえます。
着火剤の種類は「固形タイプ」と「ジェルタイプ」の2つが一般的で、それぞれ使い方が若干異なります。
火起こしの手順

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【用意するもの】
●着火剤
●ライター、マッチなど
●火ばさみ
●炭
着火剤を使う火起こしの手順
① 固形タイプの場合はコンロの火床の一番下に置く。ジェルタイプの場合は炭の上に直接塗る。
② 着火剤を取り囲むように炭を組み上げる。
③ ライターなどで着火剤に火をつける。
④ よく燃え広がるまで、炭を動かさずに待つ。
⑤ 食材を焼くのに十分なほど燃え広がったら完了。
固形タイプの着火剤は基本的に小分けされており、扱いやすいメリットがあります。その反面、湿気に弱いものもあり、そういった着火剤は開封後早めに使い切らなくてはなりません。
その点、チューブ容器に入ったジェルタイプであれば、必要な量だけ使用できます。ただし取り扱いにおいて注意すべき点が多いため、特にこだわりがない場合は固形タイプをおすすめします。
この火起こし方法の注意点

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着火剤で特に注意したいのが、ジェルタイプの着火剤を使用する場合です。絶対にやってはいけないのが、火がついたあとに着火剤を追加する行為! 過去には、この行為による重大な事故も発生しています。
また、手や衣服に付着したことに気付かないまま、バーベキューを始めてしまうと大変危険です。ジェルタイプも便利な着火剤ですが、安全性を考慮すると、固形燃料のほうが安心です。
いずれの場合も、パッケージに記載された使用上の注意をよく読んでから使いましょう。
参照:豊岡市消防本部
薪

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焚き火で使用する薪は、バーベキュー用の炭よりも火がつきやすいため、細かく割ったものは焚きつけに使用できます。
薪にはスギなどの針葉樹を原料としたものと、ナラなどの広葉樹を原料としたものがあり、これらのうち火起こしに適しているのは針葉樹の薪です。
普通のライターではなかなか火がつかない場合もあるため、可能であればガスバーナーや着火剤も用意しておきましょう。
火起こしの手順

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【用意するもの】
●針葉樹の薪
●ライター、ガスバーナーなど
●火ばさみ
●炭
薪を使用する火起こしの手順
① 針葉樹の薪を井桁状に組み上げる。
② それを取り囲むようにして炭を組み上げる。
③ 薪にライターやガストーチで火をつける。
④ よく燃え広がるまで、炭を動かさずに待つ。
⑤ 食材を焼くのに十分なほど燃え広がったら完了。
針葉樹の薪は、焚きつけ用として100均の店舗で販売されていることもあります。便利なアイテムのため、見かけたらぜひゲットしておきましょう。
また、薪は細いもののほうが簡単に着火できます。太い薪しかない場合は割って細くしたり、ナイフで削って削りかすを集めたりする手段も有効です。
この火起こし方法の注意点

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薪から炎が立ち上っているうちは、焼き網をコンロに乗せないようにしましょう。燃えている針葉樹の薪からは、煤(すす)が出やすいためです。
焼き網や食材に煤がつかないように、薪から炎が上らなくなってからバーベキューを始めましょう。
▼薪の火の付け方について詳しくはこちら!
ガムテープ

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ガムテープの粘着部には燃えやすい成分が含まれており、なおかつ普通の紙より火持ちが良いため、着火剤の代わりとして使えます。
道具が破損したときなどにも役立つため、常備しておくといいでしょう。
邪魔になりそうな場合は、別のものに巻き直しておいたり、小さなガムテープを購入したりといった手段もあります。
火起こしの手順

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【用意するもの】
●ガムテープ
●ライター、マッチなど
●火ばさみ
●炭
ガムテープを使う火起こしの手順
① ガムテープを適当な長さにカットする。
② カットしたガムテープを粘着面が外側になるように丸める。これをいくつか作る。
③ 丸めたガムテープをコンロの中心に並べる。
④ ガムテープを取り囲むように、炭を組み上げる。
⑤ ライターなどでガムテープに火をつける。
⑥ 炭に火が移り、十分に燃え広がったら完了。
基本的には市販の着火剤の使用をおすすめしますが、この方法を知っておくと、着火剤を買い忘れたときなどに役立つかもしれません。災害時などにおけるサバイバル術としても活用できるでしょう。
この火起こし方法の注意点

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燃やすと臭いが発生するガムテープもあるため、しっかり燃え尽きるまでは食材を焼き始めないように注意しましょう。
また、火がついた状態で風に飛ばされることのないよう気をつけることも大切です。
火起こし器

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火起こし器とは、手間と時間のかかる火起こしをほぼ自動的に、かつスピーディーに完了してくれるアイテムです。
熱い空気が上昇し、その代わりに新鮮な空気が下から入り込む“煙突効果”を利用する構造により、効率的な燃焼を実現します。
着火剤と一緒に使えば、火起こしに不慣れな初心者でもあっという間にバーベキューの準備ができてしまいますよ!
火起こしの手順

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【用意するもの】
●火起こし器
●ライター、ガスバーナーなど
●着火剤
●火ばさみ
●炭
火起こし器を使う火起こしの手順
① 火起こし器のなかに、炭を縦向きに並べる。
② コンロの火床に着火剤を置き、ライターなどで火をつける。
③ 燃えている着火剤にかぶせるように、火起こし器を置く。
④ そのままの状態で放置する。
⑤ 炭が十分に燃焼したら、火起こし器からコンロへ移して完了。
火起こし器はほぼ自動的に火起こしが完了するため、待っている間に食材の準備などを進められるメリットもあります。
備長炭のように火がつきにくい炭を使う場合には、特に重宝するアイテムです。
この火起こし方法の注意点

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火起こし器は、基本的にコンロの上に乗せた状態で使用しましょう。地面に置いて使用すると、熱で地面にダメージを与えてしまうほか、火災に発展する可能性もあります。
また、燃焼中は高温の空気が常に立ち上っています。近くから覗き込まないように注意しましょう。
火起こしのあとに注意したいポイント

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「火起こしが完了したから、もう大丈夫!」というわけではありません。火起こしと同じくらい、火を最適な状態になるまで育てて維持することも大切です。
火起こしを終えたあとは、以下の5つのポイントを心がけながら炭の管理をしましょう。
1.「熾火(おきび)」を目指そう
2. 温度が違う場所を作ろう
3. 必要に応じて風を送ろう
4. 炭は様子を見て追加しよう
5. 炭を完全に消火したうえで処分しよう
以下では、それぞれのポイントについてわかりやすく解説します。
1.「熾火(おきび)」を目指そう

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火起こしが完了したら、次は熾火になるまで炭を育てましょう。 熾火とは、炎が落ち着いて炭が真っ赤に燃焼している状態を指し、煙が少なく火力も安定しているため焼き頃のサインといえます。
熾火の状態を維持することで、遠赤外線の効果により食材がじっくりと焼かれ、おいしく食べられるようになります。
熾火になる前にバーベキューを始めてしまうと、せっかくの食材を焦がしてしまったり、煙の臭いがついたりするため、炭が良い状態になるまで気長に待つことが大切です。
2. 温度が違う場所を作ろう

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炭が熾火の状態になったら、次は温度が違う場所を作りましょう。火力が強い場所と弱い場所を作ることで、食材の焼き加減を調節しやすくなります。
例えば、コンロの片側に炭を集めつつ、反対側の炭の量を抑えることで、同じ網のなかで火力の差をつけられます。
その他にも、コンロの中心に炭を集中させて火力を強くし、外側ほど低い火力で調理できるようにすることも可能です。 状況に合わせてそれぞれの方法を使い分けましょう。
3. 必要に応じて風を送ろう

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バーベキューの途中で火力が弱くなってきたら、風を送って炭の燃焼に必要な酸素を供給しましょう。酸素がしっかり供給されると、炭の燃焼の勢いが増します。
風を送る手段として、うちわ・火吹き棒・送風機などがあります。自分にとってやりやすい方法を採用してください。
先述したとおり、ここでジェルタイプの着火剤を追加する行為は厳禁です。
4. 炭は様子を見て追加しよう

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炭の燃焼時間は限られています。定期的に状態をチェックしつつ、必要に応じて追加しましょう。
炭を追加するときは、燃えている炭の上に重ねるのではなく、低い場所に置くのがポイント。 炭の上に追加してしまうと、食材に熱が伝わりにくくなってしまうからです。
下のほうに追加すれば熱を遮ることもなく、そのまま食事を続けられます。
▼炭の足し方を紹介した記事はこちら!
5. 炭を完全に消火したうえで処分しよう

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バーベキューが終わったら、炭を完全に消火してから捨てる必要があります。「燃え尽きるまで待つ」「水が入った金属のバケツに炭を入れる」など、安全かつ確実な方法で消火しましょう。
燃焼を続けている炭がコンロに入ったまま、直接水をかけてはいけません。一気に水蒸気が上がり危険です。大切なコンロの変形や破損にもつながります。
また、炭を捨てる場所にも注意しましょう。バーベキュー場やキャンプ場であれば、指定の灰捨て場へ捨てるのが一般的です。
灰捨て場がない場合は自宅へ持ち帰り、自治体ごとのルールに従って処分しましょう。例えば東京都渋谷区では、以下のように指定されています。
【可燃ごみ】としてお出しください。なお、灰(燃え殻)は水分を含ませて少量ずつお出しください。
ゴミとして捨てても問題ないのですが、燃え尽きる前に消火した炭は「消し炭」として次回のバーベキューでまた使用できます。コストを削減したい場合は、完全に冷めてから保管しておくといいでしょう。
間違ってもその場に置いて帰ったり、地面に埋めて帰ったりしてはいけません!
以上の5つのポイントと、前半でご紹介した火起こし方法を把握しておけば、もう怖いものはありません。次回のバーベキューでは、これまでよりスムーズに火起こしを成功させられるでしょう。
しかしあとひとつ、注目したい部分があります。火起こしに使用する道具のチョイスです。ここからは、使いやすくてコストパフォーマンスに優れる、おすすめのアイテムをまとめてご紹介します!
▼バーベキューの火起こしの注意点について詳しくはこちら!
火起こしをサポートするおすすめアイテム

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ここまで解説してきた手順のなかに、いくつかのアイテムが登場しました。これらのアイテムは火起こしをサポートする心強い存在であり、持っておくことで火起こしがグッと楽になります。
以下でピックアップするおすすめアイテムを参考に、バーベキュー用の装備を充実させましょう。
2つ以上のアイテムを組み合わせると、火起こしがもっと簡単に、もっとスピーディーになりますよ!
ガスバーナー
高火力で風に強いガスバーナーは、炭の着火をスピーディーにおこなえる強力なアイテム。小型のモデルは、着火剤に火をつけるのに便利です。
ソト マイクロトーチ アクティブ
サイズ | 5×1.9×9cm |
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重量 | 45g |
発熱量 | 80kcal/h |
火炎温度 | 1,300℃ |
点火方式 | 圧電着火方式 |
燃焼時間 | -(連続使用は20秒まで) |
使用燃料 | ガスボンベ、ライター用ガス |
付属品 | - |
ソト フィールドチャッカー
サイズ | 13.2×6.6×3.4cm(ボンベ除く) |
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重量 | 153g(本体のみ) |
発熱量 | 【ST-760使用時】1,820kcal/h 【ST-700使用時】1,550kcal/h |
火炎温度 | 900〜1,300℃ |
点火方式 | 圧電着火方式 |
燃焼時間 | 【ST-760使用時】約1.5時間 【ST-700使用時】約2時間 |
使用燃料 | SOTO製品専用容器(CB缶) |
付属品 | ガスボンベ(ST-700) |
イワタニ カセットガス“アウトドアトーチバーナー”
サイズ | 16.9×4.2×9.3cm |
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重量 | 175g |
発熱量 | 1,600kcal/h |
火炎温度 | 最大約1,400℃ |
点火方式 | 圧電点火方式 |
燃焼時間 | 【イワタニカセットガスジュニア】約53分 【イワタニカセットガス】約110分 【イワタニカセットガスパワーゴールド】約90分 |
使用燃料 | イワタニカセットガスジュニア イワタニカセットガス イワタニカセットガスパワーゴールド |
付属品 | イワタニカセットガス |
着火剤
着火剤はバーベキューにおけるマストアイテム! 着火剤を使わない火起こしの方法も紹介しましたが、可能な限り着火剤を用意しておくことをおすすめします。SOLSTICKAN ファイヤーライターズ
サイズ | 6.7×3×12cm |
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内容量 | 20個 |
燃焼時間 | 8分 |
素材 | 圧縮木材繊維、植物性ワックス |
▼着火剤のおすすめを紹介した記事はこちら!
火起こし器
火起こし器は、ほぼ待っているだけで火起こしが終わる便利なアイテム。折りたためる火起こし器なら、自宅以外の場所へ持っていくのも簡単ですよ!コールマン チャコールスターター
使用時サイズ | 17×16×29cm |
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収納時サイズ | 31×19×3.5cm |
重量 | 1.2kg |
素材 | ステンレス ほか |
ユニフレーム チャコスタⅡ
使用時サイズ | 19×24.5×28cm |
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収納時サイズ | 28×19×3cm |
重量 | 1.2kg |
素材 | ステンレス、鉄(クロームメッキ) |
キャプテンスタッグ 炭焼名人 FD火起し器
使用時サイズ | 18.5×19×20.5cm |
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収納時サイズ | 15×20.5×5.5cm |
重量 | 1kg |
素材 | 亜鉛めっき鋼板、鉄(クロムめっき) |
▼火起こし器のおすすめについて詳しくはこちら!
火吹き棒・ブロワー
火吹き棒は組み上げた炭の奥まで酸素を供給し、効率的な燃焼をサポートする道具です。電動のブロワーもあると、火起こしがさらに楽になります。キャプテンスタッグ ポケット 火吹き棒
使用時サイズ | 48×1.6cm |
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収納時サイズ | 11×1.6cm |
重量 | 40g |
素材 | アルミニウム、ステンレス、ポリエステル(収納袋) |
火ばさみ
燃焼している炭を取り扱うためには、火ばさみが必須です。ぜひ、使い勝手にこだわって作られた火ばさみを使ってみてください。意外なほどバーベキューが快適になりますよ!▼火ばさみのおすすめについて詳しくはこちら!
着火炭
着火炭、あるいは「着火剤のいらない炭」などと記載されている炭は、あらかじめ着火剤が含まれており、ライターなどで簡単に火をつけられます。そのまま食材を焼くことも、着火炭を火種として火がつきにくい炭の火起こしをすることも可能です。
火起こしについてのよくある質問
ここでは、火起こしに関してありがちな質問について解説します。ぜひ参考にしてください!
火起こし器は自作できる?

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火起こし器は、100均でも販売されている金属製のトレーなどを組み合わせて自作することも可能です。
しかしそういった方法は、メーカーが想定する本来の使い方から逸脱しているうえに、安全面におけるリスクが伴います。
もし100均の商品などから自作したい場合は、あくまで自己責任のもとで、かつ安全に十分配慮しながらおこないましょう。
火起こし器は決して高価な道具ではないうえに、火起こしがしやすいように設計されているので、基本的には火起こし器として販売されている商品の購入をおすすめします。
100均のお店でも、火起こし器は販売されている?

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火起こし器はセリアなど一部の100均の店舗でも購入できます。しっかりと煙突効果が発揮される設計のもとに作られており、火起こしをサポートしてくれる実用的な商品が販売されています。
ただしサイズが小さいものが多く、大人数でのバーベキューでは不満を感じるかもしれません。ひとりで小さめのコンロを使ってバーベキューをする際には大いに役立つでしょう。
▼その他の100均アイテムについて詳しくはこちら!
バーベキューのあと、炭の処理はどうすればいいの?

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炭を捨てる前に、燃え尽きるまで待つか水に入れるなどして、しっかり消火する必要があることはすでに解説しました。しかし、実はもっと簡単な方法があります。火消し壺や火消し袋を使う方法です。
火消し壺・火消し袋とは、炭を入れた状態で密閉する道具です。酸素の供給をカットし、消火してくれます。
炭がすべて燃え尽きるまで待つ必要がなく、自宅へ持ち帰るのも簡単です。さらに、消火した炭は次回のバーベキューで再使用できます。
非常に便利な道具のため、ぜひ導入を検討してみてください。以下に、おすすめの火消し壺・火消し袋をピックアップします。
グリーンライフ ステンレス火おこし兼用火消しつぼ
サイズ | 幅17.5×奥行き16×高さ25.5cm(ハンドル折りたたみ時) |
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重量 | - |
素材 | ステンレス |
炭の火起こしをマスターしてバーベキューをもっと楽しもう!

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バーベキューが不慣れな方にとって、最初の火起こしは、なかなか上手にいかないものです。
しかし正しい手順やちょっとしたコツを知るだけでも、火起こしの成功率が上がり、バーベキューの時間をより満喫できるようになります。
今回ご紹介した方法や注意すべきポイントを参考に、火起こしをマスターして快適にバーベキューを楽しみましょう!
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