バーベキューで遊ぶゲームの選び方
バーベキューは、食べるだけではありません。お酒を呑みながら普段なかなか会えない人と話をしたり、音楽に浸りながらぼーっとしたり……。ほかにも、バーベキューが落ち着いた後のちょっとした時間に、みんなでゲームをすると結構盛り上がるんです。
バーベキューでゲームをする際は、年齢層や関係性など、メンバーに合わせたゲームを計画できるのが理想的。できるだけルールが簡単で、誰もが参加しやすいようなゲームは万能です。
会社の同僚や学校の友人の集まりでは、大勢参加可能なゲーム
会社内や学校の友人と集まってバーベキューをするときには、大勢で参加できて盛り上がるようなゲームを計画してみましょう。これまであまり接点のなかった人とも親睦を深められるチャンスです。
大人数でゲームするときには、場が混乱しないようにできるだけ分かりやすくて単純なゲームが良いですね。また、カードや特定の道具を使うゲームは準備するものが多くなるので、手ぶらで楽しめるものや、バーベキューの食材を使えるものなどが良いでしょう。
子ども連れのファミリーは、単純なルールや体を動かすゲーム
子ども連れの家族でバーベキューをするなら、子どもも大人も一緒になって楽しめるゲームがオススメです。子どもでも理解しやすいような簡単なルールにしたり、身体を動かしたりして楽しめるものを計画してみましょう。
人数がそれほど多くなければ、カードゲームやボードゲームも盛り上がります。ほかにも、昆虫採集や宝探しなど、バーベキュー場の自然を生かした体験遊びもオススメです。
バーベキューで盛り上がるゲーム24選
バーベキューでのゲームを計画するときには、バーベキュー場の環境や人数、メンバー構成などによって適切な内容を考えるのがポイントです。
シチュエーション別にオススメのバーベキューでのゲームをご紹介します。状況に合わせて、ゲームのルールをアレンジしても良いでしょう。
大人も子どもも楽しめるゲーム
まずは、家族や友人とのバーベキューで、子どもから大人までみんなで楽しめる定番のゲームです。特別な準備が必要ないものが多いので、気軽に挑戦できます。
ストップウォッチゲーム

ストップウォッチゲームは、30秒や1分などの時間を決めてストップウォッチを操作し、一番近い時間でストップボタンを押せた人が勝ちというゲームです。時間が長いほど難易度は上がるので、メンバー構成に合わせて設定してみましょう。
一見地味ですが意外と盛り上がるこのゲーム。デザートやお菓子を用意して、時間に近かった人から順に選んでいくという景品争奪戦にするとさらに盛り上がります。
紙コップでジェンガゲーム
バーベキューで使うことの多い紙コップを使って遊べるゲームです。必要なものは、できるだけたくさんの紙コップとテーブル、それとサイコロ。まず、サイコロの目に対応するように、罰ゲームを6個考えておきましょう。
次に、じゃんけんで紙コップを積み上げる順番を決め、1人1つずつ紙コップを逆さにした状態で積み上げていきます。
積み上げた紙コップを倒してしまった人が負け。負けた人はサイコロをふって出た目の罰ゲームを実行します。強風の中だとゲームになりませんが、微風くらいだと倒れるか倒れないかのハラハラ感を味わえます。
ビンゴゲーム
気軽に本格的なゲームを楽しみたいなら、子どもも大好きなビンゴゲームがオススメ。ビンゴゲーム用の台紙は100円ショップなどでも簡単に手に入ります。
数字を引くためのビンゴマシーンはおもちゃ屋さんなどに売っていますが、最近ではスマホアプリで数字を抽選できるものがあるので利用してみましょう。
山手線ゲーム
山手線ゲームは古今東西ゲームとも呼ばれ、「世界の国」や「果物の名前」など、あるテーマに沿って1人ずつ回答していくもの。
一度出た答えを言ってしまったり、リズムに合わせて答えられなかったりした人が負けです。
目隠し足踏み
目隠し足踏みゲームは、身体能力の高さを競う簡単なゲームです。まずは、2人で向かい合って立ち、足元に印を付けます。
そして、目をつむって1分ほどその場で足踏みし、タイムアップ後に元の位置から離れている方が負けというゲーム。できるだけももを上げて、腕を勢いよく振って足踏みしましょう。
食材を使ったゲーム
次に、バーベキューならではの食材を使ったゲームです。バーベキューの途中で組み込むことができ、皆で食事をしながら楽しめます。子どもも参加するときには、アレルギーや辛さ、飲み込みやすさなど、食材選びに気を付けましょう。
ロシアンルーレット
ロシアンルーレットは、食材を使ったスリルのあるゲームです。
まず、バーベキューで焼く肉などの一部にわさびやからしなどを塗り、見えないように細工をします。じゃんけんで勝った人から順番に取っていき、一斉に食べます。
そして、誰がハズレの食材を食べてしまったのかを当てましょう。このとき、例えハズレを引いてしまっても我慢して平然と食べるのがポイントです。
ただし、わさびやからしの入れすぎには注意し、子どもがいる場合はレモンやピクルスなど、刺激の少ないものに変更するなど工夫しましょう。
利き◯◯
大人も子どもも一緒になって味覚の良さを競い合えるゲームです。まず、ジュースやお茶などを数種類用意し、紙コップに注ぎます。1人挑戦者を決めて、目隠しした状態でその中の種類だけテイスティングしましょう。
その後、目隠しを外してからどのジュースやお茶を飲んだのか、1回ずつ味見しながら探していきます。見事正解なら景品を、外れたら罰ゲームを用意しておくと盛り上がるでしょう。
スイカ割り
海辺でのバーベキューなら、スイカ割りもオススメです。
スイカを割る人は目隠しをして、棒を持ち、周りの人のアドバイスを参考にしながらスイカを目指し、思いっきり割りましょう。清潔なビニールシートなどを敷いておくのを忘れないようにしてください。割ったあとは、みんなでおいしく味わいましょう。
くじ引きバーベキュー
子どもがいる場合は、ロシアンルーレットではなくくじ引きバーベキューゲームがオススメ。
豚バラ肉などで数種類の食材を中身が見えないように巻き、焼いていきます。このとき、当たりとなる食材を主催者が決めておき、その数だけ景品を用意しておきましょう。
それぞれ好きな肉を取り、一斉に食べたあと、主催者が当たりとなる食材を発表し、当選者には景品を渡します。
早飲み対決
通常とは違う長いストローで、ジュースやお茶の早飲み対決をするのも楽しいです。
長いストローは、おもちゃ屋さんやネットショップなどで簡単に手に入ります。飲み物を炭酸にすると、飲み込みづらくなるのでより盛り上がることでしょう。
身体を動かすゲーム
バーベキュー後に軽く運動したいなら、身体を楽しく動かせるゲームがオススメです。バーベキュー場のルールを守り、周囲に迷惑をかけないようにして安全に遊びましょう。夏なら、水を使った遊びも盛り上がります。
スラックライン
スラックラインは、木と木を専用のベルトで結び、その上を歩いたり座ったりしてバランスを楽しむゲームです。初めての方には難しいかもしれませんが、練習するうちにコツをつかめるようになります。慣れていない場合は、怪我防止のためのサポーターやヘルメットを着用して安全に遊びましょう。
●初心者から上級者まで楽しめるスタンダードモデル
ジェスチャーゲーム
ジェスチャーゲームは道具が不要なので、ちょっとしたレクリエーションにぴったりのゲーム。お題を表現するジェスチャーをして、回答者が当てるという簡単なルールです。
人数が多い場合は、チーム対抗戦でスピードを競っても盛り上がることでしょう。お題はアプリで出題してくれるものもあるので活用してみてください。
水鉄砲・水風船
夏場のバーベキューなら、水鉄砲や水風船で涼しくなるような遊びをしましょう。水を使ったゲームは子どもにも大人気。
濡れても良い服装で遊ぶか、着替えやタオルを準備しておくと安心です。
●コンパクトで子どもでも持ちやすいサイズ
フリスビー
拾いバーベキュー場で、周りに他の人がいないならフリスビーもオススメ。犬などのペットとも一緒に楽しめます。小さな子どもがいるときは危険がないように注意しましょう。
●リング状で、キャッチ&スローがしやすい設計
しっぽとりゲーム
しっぽとりゲームは、リボンや紐などを後ろのズボンに挟み、他の人に取られたら負けというゲームです。人数が多いほど盛り上がり、子どもでも参加しやすいので子ども会などでもバーベキューにもオススメ。最後まで残った人が勝ちで、景品を用意しておくと闘争心も高まるでしょう。
子ども向けのゲーム

子ども中心で楽しめるゲームなら、簡単でわくわくするようなものを企画してみましょう。子ども会など大人数が集まるときにもオススメです。
昆虫採集
山や林の中など、自然豊かなバーベキュー場なら昆虫など生き物の採集を楽しむのがオススメです。網や虫かごを持って出かけましょう。誰が一番多く昆虫がとれるか競ったり、写真を撮るなど観察してみても良いかもしれません。
大縄跳び
学校の授業や運動会でも行われることの多い大縄跳び。子どもが集まっているなら、ぜひ実践してみましょう。準備するものは大縄跳び用の長縄だけでOKです。
チームに分かれて対戦したり、目標回数を決めて挑戦すると盛り上がります。
宝探し

木の陰や草むらの中に、ペットボトルのふたなど小さいものを隠して、子どもたちに探してもらいましょう。
子どもの年齢層が高いなら、隠し場所の難易度を上げて、各所にヒントや指示書を置いておくとゲーム性が向上します。また、景品を用意したり時間制限を設けたりするのもオススメです。
大人数向けのゲーム

大人のみで集まるゲームなら、チーム戦で競争力が高まり内容が盛り上がります。景品や罰ゲームを用意するとより楽しめるでしょう。会社内で行うバーベキューにもオススメです。
お絵描き伝言ゲーム

お絵描き伝言ゲームは、メンバーの絵心が試される遊びです。
まず、人数分の紙とペンを用意して、円または一列になりましょう。紙に絵を描いて次の人に黙って見せ、次の人は1分以内で同じものを描きます。最後の人は、お題が何であったかの予想を発表してください。人数が多ければチーム戦にしても盛り上がることでしょう。
ピンポン玉運びゲーム
お玉や大きめのスプーンでピンポン玉を運ぶゲームです。小学校の運動会のように、音楽をかけてリレー形式で競うのがオススメ。勝ったチームには景品を用意しておきましょう。
お玉やスプーンが1つしかない場合はバトンのように、人数分ある場合はピンポン玉を受け渡す2通りの方法で楽しめます。
食材争奪戦ゲーム

チームに分かれ、クイズなどに挑戦して正解数の多いチームに景品を与えるというもの。バーベキューですぐ味わえるような、高級なお肉やフルーツなどの食材がオススメです。
クイズを事前に考えるのは大変かもしれませんが、スマホアプリでも出題できるものがあるので活用してみましょう。
ボードゲーム
バーベキュー場の敷地がそれほど広くない場合や、家族、少人数の友人とのバーベキューの場合、テーブルやシート上で楽しめるボードゲームはいかがでしょうか。短時間で決着がつくような内容であれば、子どもも飽きにくいのでオススメです。
●2~14人と対応人数が幅広い
●相手の表情を読む推理戦
●3~8人対応でファミリーにぴったり
バーベキューでゲームをするときのポイント

バーベキューでゲームを楽しむ際には、ゲームがより盛り上がるような工夫と、周囲への配慮を忘れないことが大切です。バーベキュー場のルールを守り、怪我をしないように安全に楽しみましょう。
1. 景品を用意するとさらに盛り上がる
ゲームでの勝者に景品を用意しておくと、モチベーションも上がってさらに盛り上がります。大人であれば高級食材や商品券など、子どもにはおもちゃやお菓子などがオススメ。ゲーム参加人数が多いときには、チーム戦にして人数分の景品を用意しましょう。
2. バーベキュー場のルールは厳守

バーベキュー場によっては、安全性を考慮して特定の遊び道具の使用が禁じられていることもあります。また、隣のグループとの距離が近い場合や、近隣に住宅街があるときには、周囲の迷惑にならないようゲーム内容に気を付けましょう。
3. やりすぎNG! 安全面には要注意
ロシアンルーレットなどでわさびやからしを使う際には、その分量に注意! テレビのバラエティ番組と同じようにする必要はなく、入っているのが分かる程度で十分です。特に、小さな子どもに食べさせるときには刺激物や飲み込みにくいものは避けましょう。
また、身体を動かしてゲームをするときには、怪我をしないよう動きやすい服装で参加することも大切です。
バーベキューの時間をもっと楽しく!
せっかくバーベキューするなら、その最中や後片付けのあとにみんなで遊べるゲームを企画してさらに楽しんでみてはいかがでしょうか。特別な道具がなくても気軽に体を使って遊べるゲームもたくさんあります。
人数やメンバー構成に合わせて、みんなが安全に、楽しく参加できるゲームを考えてみてください。