缶詰はバーベキューでも超便利!
家呑みのおつまみや防災食のイメージが強い缶詰ですが、じつはバーベキューにもとっても便利! 常温保存できるので夏場も携行しやすく、旨味が凝縮されているので調理の味が決まりやすい、そして加熱済みだから時短調理も可能と屋外で料理するにもメリットだらけなんです。
調理する前に知っておこう! 缶詰の直火かけはNG
缶詰調理で知っておきたいのが、「缶詰の直火調理は厳禁」ということ。直火で熱せられた缶は非常に高温になり、缶の内側にコーティングされた有機膜が溶け出し健康に害を及ぼす可能性があるので絶対にNGです!
ちなみに温めるとき缶のまま湯煎にかけるのはOK。熱源が直火の場合は、必ず別の耐熱容器に入れてから調理するようにしましょう。
▼缶詰の直火調理禁止についてはこちらをチェック
日本缶詰びん詰レトルト食品協会公式
バーベキューを美味しく彩る「もう一品」に缶詰を活用!
みんなでワイワイ火を囲みたいバーベキューですが、そんなときメニューのレシピに手がかかるととそればかりに気を取られてのんびり楽しめないことも。サクサクっと調理できてしかも美味しい……そんなお手軽なバーべキューレシピがあればもっと気楽に楽しめますよね。
そこで今回は、分量さえ押さえれば誰でも簡単に作れちゃうバーベキュー缶詰レシピをご紹介します!
超絶簡単! 缶詰バーベキューレシピ10選
焼き鳥缶とレンコンのチーズダッカルビ風
作り方
(1)スライスレンコンを一番下に敷く
(2)開封した焼き鳥缶詰にコチュジャンを和えつつレンコンに乗せる
(3)その上からチーズを盛ってアルミホイルを軽くかぶせる
(4)火にかけ、チーズが溶ければ完成
コンビーフの塩味にやみつき! ポテトとズッキーニのはさみ焼き
作り方
(1)アルミホイルの上にスライスしたジャガイモ・ズッキーニを交互に並べ、塩コショウをする
(2)真ん中にコンビーフを置いてアルミで蓋をするように包む
(3)スキレットにセットしたら焼き網に乗せて放置。野菜の水分が出て、クツクツと音が聞こえ始めてからさらに2分ほど待てば完成
超絶簡単! 旨味があと引く鯖缶のチーズ焼き
作り方
(1)鯖缶の水気を切り、身を半分に割る。軽く油を敷き、皮目を上にしてスキレットに置く
(2)ミックスチーズをお好みの量、鯖の上に盛る
(3)アルミホイルで蓋をしたらチーズが溶けるまで火にかける。ガストーチでチーズに焦げ目を付けて香ばしい風味をプラスして完成
美味! 玉ねぎを味わうためのオイルサーディンソテー
作り方
(1)玉ねぎをたくさんスライスしたらスキレットに敷き詰める
(2)オイルサーディン缶の油を玉ねぎに回しかけたら、その上にサーディンを置く
(3)塩コショウとマヨネーズを軽くかける
(4)玉ねぎに火が通り透明になったら完成。レモン汁をふりかけていただく
入れて煮るだけ! シーチキンのオリーブオイル煮込み
作り方
(1)シーチキンは水切りせずアルミ鍋などに移す
(2)オリーブオイル・ニンニク・鷹の爪をいれたら、火にかける
(3)グツグツ煮立てば完成。バゲットに乗せたり、バーニャカウダのようにスティック野菜につけて食べる
ツブ貝と九条ネギの甘辛うま煮
作り方
(1)ネギとショウガは千切りにする
(2)ツブ貝とショウガとネギをアルミ鍋などにすべて入れて火にかける
(3)沸騰してきたら汁が煮詰まるまで1~2分待って完成
湯切り不要! フライパンだけで作るムール貝のシンプルパスタ
作り方
(1)フライパンに水を入れ、沸騰したらパスタを入れる
(2)水分がほとんど無くなったらオリーブオイルをくるっと回し入れ、茹で加減を見る。芯が残っている場合は水を少量足して、さらに茹でる
(3)ムール貝の缶詰は水分ごとパスタに投入し、鷹の爪と鶏ガラパウダーで味を調整しながらフライパンをゆすって炒める
(4)ハーブソルトで味を調えたら完成
バーベキューのシメに! メスティンでバターコーンピラフ
作り方
(1)洗った米をメスティンに入れたらコーンをその上に敷き詰める
(2)水を加え、蓋をして強火にかける
(3)沸騰して蓋から水が吹きこぼれ始めたら遠火におき、さらに15分待つ
(4)火から外して5分ほど蒸らせば完成。バターと醤油を少々加え、底からほぐして食べる
プリプリの食感も楽しい! マッシュルームとトマトのチーズ煮込み
作り方
(1)チーズ以外の材料をすべてスキレットに入れて、コンロや焼網にのせグツグツ煮込む
(2)仕上げにチーズをのせて溶けたら完成
さっぱりとした甘辛さ! ハワイアンベーコンステーキ
作り方
(1)塊のベーコンを厚めにスライスする
(2)スキレットにベーコンとパインを乗せ、うっすらと焦げ目がついたらシロップを加えて裏返す
(3)ベーコンが照り焼きに仕上がったら完成
あるとないとで段違い! 缶詰×ガストーチが断然オススメ!
ギア、というより調理器具と言ってしまいたいほど筆者が台所で愛してやまないのが、ガストーチ。缶詰のシンプル調理はもちろん缶詰をそのまま食べたいときにも、バーナーでちょこっと焦げ目をつけるだけで美味しさが爆上がりしますよ。
調理の仕上げに焦げ目を付ければ、香ばしくてより一層美味しくなるので家庭のキッチンでも重宝する超優秀選手。その便利さをまだ知らない方には、ぜひ試してみて欲しいアイテムです!
▼筆者愛用品はこちら
SOTO フィールドチャッカー ブラック
900℃~1,300℃の間で火力を調整できる空気調整レバー付きで、あらゆる調理に対応可能。生火が発生しない瞬間気化方式で安全にも配慮。
サイズ | W12.2×D3.4×H6.6 |
---|---|
重量 | 150g(本体のみ) |
発熱量 | 1900Kcal/h |
缶詰を上手に取り入れて、バーベキューを楽しもう!
バーベキューのメニューがちょっとマンネリしてきたときにもオススメな「缶詰バーベキュー」。栄養価も美味しさも抜群でしかも簡単とくれば、バーベキューがもっと気軽に楽しめる身近なレジャーになるかも? 缶詰の侮れない美味しさを再発見してみてくださいね。