バーベキュー道具の選び方
バーベキュー道具には、必須なもの、あれば便利なもの、と大きく2つに分けることができます。さらに、その区分からさまざまな条件に照らし合わせて選択する必要があります。ここからは選ぶ際の注意点をご紹介します。
準備する道具は、人数で変わる
バーベキューで準備する道具は、人数に合わせて選ぶのが重要です。1人1つ必要な道具もですし、コンロやテーブルのようにそのもの自体の対応人数があるものもあるため、何人でバーベキューを行うか想定して準備をする必要があります。
基本は家族で行う場合や、他にも道具を持っている友人とグループで行う場合など、想定できるスタイルもさまざまです。
バーベキュー場の設備も想定する
近頃のバーベキュー場は、アウトドアブームの影響もあってか最低限のコンロやテーブル、チェア以外にも、デザイン性に優れた調理器具やカトラリー類のレンタルをおこなっているところが多いです。
特にキャンプ場やグランピング施設の場合はキャンプブームもあって、豊富なレンタル機材が揃っています。使いたい道具があるけれど、高くて購入するのは難しい、という場合でも、そんな道具をレンタルできる可能性もあります。
その後もバーベキューをするつもりなのかどうかを考える
バーベキュー道具一式を揃えても、その後バーベキューをする機会がなく、埃をかぶってしまう……なんてことはできるだけ避けたいところ。
とりあえず1回楽しんでみて、バーベキューを頻繁にしそうにないのか、今後もバーベキューをしてきたいという気持ちになるか確かめましょう。その結果によっては購入する道具の種類やグレード、金額も異なります。勢いだけで購入せず、慎重に考えることが大切です。
最低限これさえあればできる、必須のバーベキュー道具
まずはバーベキュー道具をカテゴリ別にリストアップしました。チェックをしながら確認することができますので、準備をする際はこちらのチェックリストをご活用ください。各カテゴリ名をタップすると、必要アイテム詳細に遷移します。
以下ではそれぞれのカテゴリ別に必須のもの、あったら便利なものをリスト化しました。おすすめの道具も紹介していきます。
コンロ・炭といった火を取り扱う道具
火を取り扱うことは危険も伴うため、熱源の他にも必須な道具がいくつかあります。
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コンロ・焼き網
バーベキューはこれがないと始まりません。金額はブランドや大きさによりピンキリですが、2,000円〜4,000円のものでも十分楽しむことができます。焼きそばや鉄板焼きをする場合は、オプションに鉄板にあるものを選ぶのも良いでしょう。
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コーナン バーベキューコンロNEIN4人用
サイズ | 幅600×奥行300×高さ700mm |
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重量 | 4kg |
材質 | 本体/スチール(耐熱塗装)、炭網・取手/スチール(亜鉛メッキ)、網・トング掛け用パーツ/スチール(クロムめっき)、脚管/スチール(粉体塗装) |
コールマン クールスパイダーステンレスグリル
サイズ | 使用時/約51×52×40/70(h)cm 収納時/約50×34×13(h)cm |
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重量 | 約4.6kg |
材質 | ステンレス、他 |
炭ハサミ・耐熱手袋
最初に炭を並べるときはもちろん、火のついた炭を動かす際に必須となるのが炭ハサミ。バーベキューを開始のタイミングで用意するのを忘れていた、なんてことが起こりやすい道具なのですが、これがないと火をいじるとができないため大変な目に……。
調理用のトングでも代用はできますが、炭で汚れてしまうため、できれば専用のものを用意しましょう。また、耐熱手袋があると網や鉄板をつかむことが簡単になるほか、後片付けの際に火傷や手が汚れる心配をしなくて済みます。
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着火剤・バーナー・火吹棒
不便を楽しむ側面を持つキャンプの焚き火と違って、いかに早く火を起こして食材を焼くかが重要なバーベキュー。
火を起こすのに手間取ってしまうと、他の準備ができていてもバーベキューをスタートさせることができないので、着火剤やバーナーは必須と言っても過言ではありません。
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ソルスティックカン FIRE LIGHTERS(ファイヤーライターズ )
梱包サイズ | 12.3 x 9 x 6.9 cm |
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重量 | 420g |
お箸やお皿といった調理・飲食の道具
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バーベキューで欠かせないのが、食事で使う食器類。もちろん紙皿と割り箸でも問題ありませんが、今回は長く使えるという観点から選び方を考えてみます。
屋外で使用する場合が多いので、風で飛ばない程度の重量、壊れにくい頑丈さ、かさばらない収納のしやすさを抑えた道具を選びましょう。
調味料や調理器具は、あらかじめカットされていたり味付けされているものを購入してしまえば不要になりますね。
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キャプテンスタッグ レギュラータイム キャンピングセット
セット内容 | 深型プレート16cm 4 丸型カレー皿22cm 4 どんぶり600mL スタッキングカップ230mL スプーン 4 フォーク 4 キャリングケース 1 |
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収納サイズ | 360×115×300mm |
セット重量 | 1.5kg |
材質 | キャリングケース:ポリプロピレン スプーン・フォーク:スチロール樹脂 |
快適に過ごすためのグッズ
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テーブルやチェアといったくつろぎアイテムに加え、あると嬉しいのが消臭スプレーや日焼け止めといったケアグッズ。バーベキュー場は屋外の場合が多いので、特に女性の方は日焼けは気になるかと思います。
やけどや怪我など不測の事態に陥った時のために救急セットがあるとさらに安心できますね。
テーブル
バーベキューで必須なテーブル。選び方としては、高さの調節がしやすいものだと、色々なスタイルや椅子の高さに対応できます。
木製のものはおしゃれで安定感もありますが、重たい点がデメリット。アルミ製のものだと、組み立ても楽にでき高さも調節しやすく、お手入れも楽なものが多いです。
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コールマン ナチュラルモザイクリビングテーブル
サイズ | ●使用時:約90×60×40/70(h)cm ●収納時: 約60×6.5×45(h)cm |
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重量 | 約3.7kg |
材質 | フレーム/アルミニウム 天板/メラミン加工合板 |
TOMOUNT ウッドロールトップテーブル120CM
サイズ | ●使用時:120 x 60 x 45 cm ●収納時:68 x 60 x 45 cm |
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重量 | 10kg |
材質 | ブナの木 |
チェア
テーブルと併せて揃えたいのがチェア。立食形式や、レジャーシートを使用するバーベキューの場合、テーブルほど必須というわけではないですが、そうでない場合は持っておきたい道具です。
折りたたみ式で持ち運びのしやすいものがおすすめです。ドリンクホルダーがあるとさらに○。
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コールマン レイチェア
サイズ | ●使用時:約61x70x98(h)cm ●収納時:約25x15x89(h)cm |
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重量 | 3.7kg |
材質 | アルミニウム、スチール、ポリエステル、他 |
コールマン ラウンジチェア typeII
サイズ | ●使用時:820×510×800mm ●収納時:140×140×840mm |
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重量 | 2.3kg |
材質 | ●構造部材:金属(鋼) ●表面加工:構造部材=エポキシ樹脂塗装 ●張り材:ポリエステル ●クッション材:背部・ひじ掛け部=ウレタンフォーム |
スノーピーク Take! チェアロング
サイズ | ●使用時:595×800×950(h)mm ●収納時:100×150×1,280mm |
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重量 | 3.5kg |
材質 | ●フレーム:竹集成材・アルミニウム合金 ●金具:ステンレス ●シート:綿帆布(6号) |
食べる以外の楽しみも!アクティビティアイテム
バーベキューは屋外で美味しいものを食べること以外にも、楽しみが欲しいですよね。最近では、海外から新たなアウトドアアクティビティも登場していますので、その中からおすすめのアクティビティアイテムをご紹介します。
話題の「モルック」は、単純なのに盛り上がる!
大人も子どもも夢中になる「スラックライン」
出典:PIXTA
スラックラインは、「ウェビング」と呼ばれる細いバンドの上でバランスを取り、楽しむスポーツです。綱渡りとトランポリンの要素を併せ持ち、こちらも老若男女、大人から子供まで楽しむことができます。
木の幹に巻き付けて使用するため、施設によっては許可を得る必要があります。
WCP Slackline Classic 15m (ツリーウェア付)
サイズ | 5cmx15m |
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重量 | 2.6kg |
材質 | ●ベルト:ポリエステル ●ラチェット:鉄 |
耐荷重量 | 4t(垂直方向に静止状態で5tの重さに耐えることができます。) |
スマホで操作!ドローンみたいな「新時代紙ひこうき」
出典:楽天市場
スマホで操作できる、ドローンのような紙飛行機があるんです。その名も「Power UP 4.0」。スマートフォンで直感的に操作ができ、基本的な上昇下降、左右への飛行だけでなく宙返りのようなアクロバット飛行もできてしまう優れもの。
さらに、20g以下ならなんでも羽根にすることができるため、葉っぱや羽根部分だけ折り紙で自作なんてこともできちゃいます。
一風変わったこのPower UP 4.0を持っていけば、バーベキューでも人気者間違いなし!
Power UP 4.0
サイズ | 約233×77×36mm(本体のみ) |
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重量 | 17g(本体のみ) |
内容物 | ・Powerup 4.0ボディ ・交換用プロペラx2 ・クロスバー ・micro USB充電ケーブル ・飛行機テンプレートx4 |
レンタル道具も駆使して、バーベキューを成功させよう!
出典:PIXTA
いかがでしたか? ご紹介したチェックリストを使用して準備すれば、バーベキューに最低限必要な道具は押さえることができますので、是非活用してみてください。さらに便利な道具やアクティビティアイテムもあれば、より楽しむこともできちゃいます。
また最近では、レンタル道具の充実したバーベキュー場も多いので、自前の道具だけでなくレンタルを駆使してバーベキューを成功させましょう!