バーベキューのやり方徹底解説!失敗しない道具選びや火起こしのコツ(2ページ目)

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バーベキューに必要な「食材」をチェックしよう!

バーベキューの食材

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バーベキューに必要な道具をチェックしたあとは、食材もチェックしていきましょう。

お肉や魚介類などの生鮮食品は傷みやすいので、クーラーボックスが用意できない場合は可能な限りバーベキューの当日に会場近くのスーパーで調達するとよいでしょう。

また、野菜やお肉はできるだけ下処理をしておくと当日が楽ですよ!

お肉

バーベキューコンロで肉を焼いている

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バーベキューのメイン食材となるお肉には、ヒレ肉やモモ肉・肩ロース・カルビ・スペアリブ・鶏モモ肉などがあります。必要な量は、「男性ならひとり約300g」、「女性や子供ならひとり約200g」を目安に用意するとよいでしょう。

また、お酒を飲む場合はお肉の量を100gほど減らしたり、食べ盛りの子供や食欲旺盛な人がいるならプラス100gにするなど調整しておくと、食材が極端に余ったり少なかったりすることなくできるでしょう。

野菜

野菜の串焼き

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メインの食材にはお肉のほかに、野菜も忘れず用意しておきましょう。ピーマンやとうもろこし・シイタケ・パプリカ・ナスなどが代表的です。

ホイル焼きで調理するなら、キノコや・玉ねぎ・さつまいも・じゃがいも・かぼちゃなどがオススメです。

魚介類

ホタテなどの浜焼き

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魚介類も用意しておけば、こってり味が続いて味に変化が欲しくなったとき、さっぱりとした味わいを楽しむことができます。おもにエビやイカ・タコ・ホタテ・ハマグリ・サザエ・牡蠣などが代表的です。

またサーモンをホイルに包んでちゃんちゃん焼きにしたり、サンマやブリを網焼きで調理したりするのもオススメ。釣りができるバーベキュー会場なら釣り上げたニジマスやイワナをワイルドに串に刺して塩焼きで調理するなんて楽しみ方もオススメです。

焼きそば・ウィンナーなど

鉄板の焼きそば

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バーベキューの締めにオススメな食材が定番の焼きそば。鉄板が必要となりますが、「ソース焼きそば」を定番に「シーフード焼きそば」や「キムチ焼きそば」などが楽しめます。ウィンナーがあると小さいお子様でも食べやすいでしょう。

飲み物

ビールで乾杯

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食材のほか、忘れてはいけないのがお茶やジュース・ビールなどの飲み物。

現地の施設内にお店や自動販売機がある場合や、周辺にスーパーやコンビニがある場合は問題ありませんが、売り切れていたり好みの飲み物がなかったりするケースがあるので、最低限の飲み物は事前に用意しておくのがオススメです。

正しい火起こしのやり方

炭に火を起こす

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バーベキュー初心者にとって最大の難関が炭の火起こし。普段炭で火起こしする機会なんてないので、どうやって良いか分からないことが多く、ちゃんと火起こしできるか心配になりますよね。

そこでここからは、正しい火起こしのやり方について解説していきます。

火起こしの手順とは?

松ぼっくりを着火剤にする

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炭の火起こしは、正しい手順で行えば初心者でも手軽に火を起こすことができます。基本の手順がこちら!

1.バーベキューコンロの火床(炭を置くところ)に着火剤をセットする

2.着火剤を囲むように小さい炭を立てかけ並べる
3.着火剤にライターで火を付け、炭に火がまわるまでしばらく待機
4.完全に火が付いたことを確認できたら、うちわや火吹き棒を使って風を送り火を大きくする
5.ある程度火がまわったら、いったん炭を平らにならして少し大きめの炭をのせていく
6.赤い炎が落ち着き、炭が白くなったら焼き頃のサイン

炭を高く積んで着火

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スムーズに火起こしを成功させるポイントは、炭を横に寝かせて並べるのではなく縦に並べるということ。火は下から冷たい空気を取り入れ燃焼すると上昇する性質(煙突効果)があるので、空気を取り込みやすいよう通り道を作りながら縦に並べるのがポイントです。

また最初は小さい炭で火を起こして火種を作り、徐々に大きい炭を継ぎ足していくとスムーズに火を起こすことができるでしょう。

知っトク! 火起こしと片付けを楽にするテクニック

焚火で薪を燃やす

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火起こしをする際に、ちょっとした工夫をすることで調理や後片付けが便利になります。

・炭の量を左右どちらか片方に寄せ、火力の違う場所を作っておく

・焼き網にサラダ油を塗っておくと焦げ付きにくく洗いが楽
・コンロにアルミホイルを敷いておくと掃除が簡単

焚き火台で炭を燃やす

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火力の違う場所を設けておくことで、焼き過ぎた食材を逃がすことができるほか、保温スペースとして活用できます。また焼き網には事前にサラダ油を塗っておくことで食材が焦げ付いて引っ付くことがなく、使用後の汚れ落としが楽になるでしょう。

さらに厚手のアルミホイルを敷いてから炭に火起こしすることでコンロの汚れを最低限に抑えることができるほか、消火した炭ごとクルクル丸めて捨てることができ便利です。

火の消し方や後片付けのやり方

正しい火の消し方

防火用のバケツ

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ここからは、使用したあとの正しい火の消し方や後片付けのやり方を解説していきます。

1.金属製のバケツに水を張り準備する

2.水の張ったバケツに炭をひとつひとつ浸して消火する
3.この作業を繰り返してすべて消火させる

注意点として、一度にまとめて炭を入れないこと。一気に炭を入れるとバケツの水が急騰して飛び散り危険です。またコンロに直接水をかけて消火するのも水蒸気や灰が舞い散り火傷の危険が高く、コンロも変形してしまうので、必ず正しいやり方で火を消しましょう。

後片付けのやり方

炭を捨てる場所

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バーベキューを楽しんだあとは、使用した場所を綺麗に片付け、元の状態に戻してから帰るようにしましょう。後片付けのやり方のポイントはこちら!

・炭は完全に消火したことを確認してから所定の灰捨て場に捨てるか持ち帰る

・焼き網は、汚れた箇所を熱して炭化させると綺麗に落としやすい
・バーベキューコンロの汚れを洗い流した場合は、サビないよう水分を完全に拭き取ってから持ち帰る

火消し壺に入れた炭

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特に炭の捨て方には注意が必要。会場に灰捨て場がない場合は、必ず完全に消火したことを確認してからアルミホイルで包んだり火消し壺に入れたりして安全に持ち帰るのが重要です。

自宅から捨てる場合は、必ずお住まいの自治体の指示に従い正しく捨てるようにしましょう。

バーベキューの用意

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バーベキューは、焼き肉や野菜・焼きそばが定番ですが、そのほかのメニューに挑戦してみるのもオススメです。

そこでここからは、初心者でも簡単に作れるオススメのメニュー&レシピをご紹介していきます。

初心者でも簡単調理!バーベキューにおすすめのメニュー&レシピ3選

ジンギスカンバーベキュー

ジンギスカンバーベキュー

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ラム肉(仔羊肉)を用いた北海道を代表する郷土料理の「ジンギスカン」。ダイエットに効果的なヘルシー料理としても有名です。

材料(2〜3人分)
漬け込みジンギスカン……1kg
もやし入り野菜ミックス……300g
玉ねぎ……スライス1〜2個
焼きそばの麺……3玉
ラード油……適量
<作り方>

① 熱した鉄板にラードをひき、スライスした玉ねぎを軽く炒める
② もやし入り野菜ミックスを鉄板に敷きつめる
③ その上に漬け込みジンギスカンをのせて煮込む
④ 野菜がしんなりしてきたら食べ頃
⑤ 肉を食べ終わったら、締めに残ったタレと焼きそばの麺を絡めながら炒めて完成

鮭ともやしのホイル焼き

鮭のホイル焼き

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こってり焼肉に飽きてきたらオススメなのが「鮭のホイル焼き」。手軽に作れるのでバーベキューにも最適です!

材料(2人分)
塩鮭(切り身)……2切れ
もやし……1袋
キャベツ……3枚
細ネギ(小口切り)……適量
★味噌……大さじ3
★みりん……大さじ1/2
★砂糖……大さじ1
★水……大さじ
★すりごま……大さじ1/2
<作り方>

① アルミホイルにもやし・ざく切りのキャベル・鮭の順番にのせる
② 細ネギを散らしたあと、★の調味料をよく混ぜ投入
③ アルミホイルのままバーベキューコンロにのせる
④ 鮭の色が変わり野菜がしんなりしてきたら完成

味噌チーズフォンデュ

チーズフォンデュ

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みんなで一緒にワイワイしながら食べるチーズフォンデュもバーベキューなら美味しさ倍増!味噌風味がポイントです!

材料(4人分)
レンコン……適量
パプリカ……適量
アスパラガス……適量
むきえび……適量
季節野菜やシーフード……適量
★クリームチーズ……1/2カップ
★牛乳……1/4カップ
★赤味噌……小さじ2
<作り方>

① レンコンやパプリカなど一口大にカット
② ★印の材料(ディップ)をシェラカップに入れ、バーベキューコンロの上で温める
③ 一口大にカットした食材やシーフードに串を刺してコンロで焼く
④ 焼いた食材を温めたディップに付けて完成

バーベキューのやり方をマスターしよう!

家の庭でバーベキューをする人たち

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バーベキューを始めるには、まずはそれぞれの楽しみ方に合った場所選びがポイントです。自然を楽しみたいなら海や川、家族と一緒に手軽に楽しみたいなら公園、また手ぶらで気軽に楽しみたいならバーベキュー施設がオススメです。

今回紹介した必要な道具や火の起こし方・後片付けを参考に、やり方をマスターしてバーベキューを楽しんでみてくださいね。

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