バーベキューのご飯はどうする?
バーベキューのご飯は、白米を現地で炊くか、炊いたものを家から持ち込むかになります。
そのほか、インスタントご飯を持参してその場で簡単に食べるのもおすすめ。好みや利便性を考えてご飯を食べる方法を考えましょう。
現地で炊く
お米を持参して、飯盒やライスクッカーなどを使って炊くとアウトドア感を楽しめます。ほかほかの炊きたてご飯を味わえるので、よりおいしく感じられるでしょう。
ただし、直火でお米を炊くときには火の加減が難しいので、最初のうちは失敗することも覚悟しておきましょう。
家で炊いて持っていく
事前におにぎりしたりタッパーに入れたりして、炊いたご飯を持っていくと手間が少ないでしょう。味噌や醤油などであらかじめ味付けしておき、後は焼くだけにしておくと手軽に焼きおにぎりが楽しめます。
ただし、夏場はご飯が傷みやすくなるので、クーラーボックスなどでしっかり保冷するのはもちろん、外に持ち出すときには防腐作用のある梅干しを添えたり、冷ましてからタッパーを閉めたりといった十分な対策を施しましょう。
インスタントご飯を使う
インスタントご飯をバーベキューに持参すると、準備や下ごしらえの手間をかけずに簡単にご飯をいただけます。基本的には常温保存できるので、ご飯の傷みをそれほど心配してくても良いのもうれしいポイントです。
ただし、レンジで加熱ができないので、商品によっては食べ方に工夫が必要になります。そのままリゾットや雑炊などの煮込み調理にすると温かく食べられるのでおすすめです。
そのほか、耐熱のジッパーバッグに入れ替えて湯せんする方法や、フライパンにほぐし水を加えて加熱する方法などもあります。
バーベキューのご飯の炊き方
まずは、アウトドアの定番、飯盒を使ったご飯の炊き方をご紹介します。ポイントは、吸水と火加減です!
●湯・水切りに便利な「なかご」付き
1. 米を洗ってから吸水させる
まず、内ブタなどを使って計量した米を洗います。米1合あたりに必要な水は180mlを目安にしましょう。
1合150~160gに対して1.2倍の重さの量の水が適量です。このとき、無洗米で米を洗わない場合は1.45倍で1合あたり220ml程度の水が目安になります。
飯盒にメモリが付いていれば、簡単に水の量を測れるのでおすすめです。お米を30分ほど吸水させてから火にかけましょう。
2. 炭の高さで火力を調節するのがコツ
炭火コンロを使う場合は、炭と飯盒の距離で火力を調節します。最初は炭を積み重ねて強火で、水を吹き始めたら炭を少なくして炭と飯盒の距離を空けて弱火にかけましょう。
飯盒の状態や火の強さなど、慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、手間をかけて炊いたご飯はおいしく感じられるものです。
3. 湯気が減ってきたら炊きあがり!
15分ほどしたらフタから出てくる湯気が減ってくるので、飯盒を火から下ろしましょう。飯盒をひっくり返して10分ほど蒸らしたら完成です。多少のおこげもアウトドアならではの「味」になります。
そのままバーベキューの具材と合わせて味わったり、鉄板でチャーハンにしたりと、自由に炊きたてご飯を楽しみましょう!
飯盒以外にご飯を炊く道具はある?
飯盒以外にも、アルミ製飯盒のメスティンや、ライスクッカーを使ってご飯を炊くこともできます。こだわりの調理器具で、屋外での炊飯を楽しんでみてください。
メスティン
メスティンは1~2人用がほとんどです。量が必要な場合はラージサイズやほかのアイテムを使用しましょう。ポケットストーブと固形燃料を使う「自動炊飯」なら火の調整がいらず簡単に炊飯が可能です。
●シンプルでスタイリッシュなデザイン
●約3.5合まで炊飯可能
ライスクッカー
ライスクッカーはご飯を炊くのに特化したクッカーです。普通の鍋よりも厚みがあり、熱が効率的に伝わりやすいので炊きあがりが早いのがメリット。飯盒より難易度が低いため調理に不慣れな人にもおすすめです。
ユニフレーム fanライスクッカーDX
サイズ | 約φ21×11.5cm |
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重さ | 約770g |
素材 | 本体:アルミニウム(板厚約2mm)/フタ:アルミニウム/ハンドル:ステンレス鋼/ツマミ:天然木 |
●家族バーベキューにも最適な5合炊き
ダッチオーブン・土鍋
バーベキューにおいては、さまざまな調理に使えるダッチオーブンや土鍋もおすすめ。炊飯だけでなく煮物料理や蒸し料理もできるので1つは持っておきたいアイテムです。
キャプテンスタッグ ダッチオーブン 22cm
サイズ | 27×22.5×13cm |
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重さ | 4kg |
素材 | 本体・ふた:鉄鋳物/つる:ステンレス |
●ガスコンロ・IH・ハロゲンヒーターなどさまざまな加熱器具に対応
●ソロやデュオのバーベキューにぴったりな2合炊き
▼ダッチオーブンを詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ!
バーベキューのご飯ものレシピ
ご飯を持ち込むなら、そのまま食べるのもいいのですが、せっかくならアレンジ料理にも挑戦してみませんか?
バーベキューの炭火で調理して、熱々のできたてご飯ものメニューを楽しんでみてください!
肉巻きおにぎり
普通の焼きおにぎりでは物足りない人のための、ガッツリ系肉巻きおにぎりのレシピです。
俵型にしたおにぎりに、肉を巻いて焼くだけなので難しくありません。あらかじめ肉を巻くところまで家でやっておくと、あとはバーベキューコンロで焼くだけになるのでおすすめ。串を刺すと熱々でも手に持って食べやすくなり、バーベキューらしくなります。
鉄板ガーリックライス
鉄板があるならバーベキューでも炒飯などが作れます。スパイシーなガーリックライスはバーベキューにもぴったりなので、ぜひ作ってみてください。
余ったお肉を入れればボリュームアップ! ほかにも、お好みの具材で自由にアレンジしてみてください。
チーズリゾット
チーズのコクと香りでご飯を包み、ボリュームのあるシメを食べたい時にぴったりのレシピ。持参したご飯や、インスタントご飯も熱々の状態で食べられるのでおすすめです。
手順も簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。
パエリア
ご飯を炊く時にだし汁や具材を入れて炊き込みご飯にしてみましょう。できあがりまで多少時間はかかりますが、炊きあがるまでに広がっていく香りが食欲をそそります。
今回は、バーベキューをおしゃれに彩る洋風パエリアをご紹介。冷凍シーフードミックスを使えば手軽に作れます。
▼バーベキュー向けのパエリアレシピを詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ!
バーベキューとお米の相性は最高!
バーベキューでは、お肉や海鮮だけでなくご飯も楽しみましょう! ご飯を持参したり、現地で炊飯したりとバーベキュースタイルに合わせて食べ方を考えるのがポイント。
白米のままでもおいしいですが、せっかくならほかの具材と一緒に調理して、ボリュームのあるご飯ものにしてみるのもおすすめですよ!