バーベキュートングは用途別に使い分けを!
バーベキューでお肉や野菜を返したり炭の火加減調整をしたりするときに必須の「トング」。ひとつあれば大丈夫と思いがちですが、炭を扱って汚れたトングで食材を扱うとせっかくの食材が美味しさ半減してしまいますよね。
バーベキュートングには炭を扱う専用トングと食材を扱う専用のトングの最低でも2つを用意し、使い分けることで気持ちよく快適にバーベキューを楽しめます。
また、食材用のトングのなかでも「生肉用」と「取り分け用」に細かく使い分けると、食中毒対策にもなり衛生的。
生肉には細菌が付着している可能性があるので、生肉を扱うトングと調理した料理を取り分けるトングを使い分けることで安全に食事を楽しみましょう。
一方炭専用のトングは持ち手が長いのが特徴で、手元が熱くならず大きな炭でもしっかり掴むことができて安全です。
このように用途によって使い分けた方が良いバーベキュートングには、「長さ」「先端の形状」「素材」などさまざまな違いがあります。
ここからはバーベキュートングを選ぶときに注目したい4つのポイントを解説していくので、バーベキュー前にトングを購入するときの参考にしてみてくださいね。
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バーベキュートングの選び方
用途に合った「長さ」をチェック
炭用と食材用それぞれのバーベキュートングを選ぶときは、以下の長さを目安に選ぶのがオススメです。
●炭用……長さ40cm前後を目安に
炭の火加減調整をするためのトングなら、火床から距離が取れる40cm前後が安心。短いトングだと火と手元が近くなって手先が熱く感じるほか、火傷しやすく危険です。
また、トングの持ち手が長いほどしっかり握ることができるので、大きな炭でも安全に扱えます。
一方お肉や野菜などの食材を扱う場合は、適度な長さで焼き網から距離を取れる長さ20cm前後が使いやすいでしょう。お肉を返したり取り分けたり細かい作業をするときに操作しやすくなります。
先端の「形状」をチェックしよう
一見どれも同じように見えるトングですがじつは先端の形状には種類があり、使い勝手に関わるポイントでもあるんです。炭用と食材用で使い分ける場合は、以下のポイントに注目すると良いでしょう。
●炭用……トングの先端がギザギザした形状に加工されている
炭の火加減調整で使用する場合は、トングの先端がギザギザした形状に加工されているのがオススメ。大きく重い炭でもしっかり掴むことができ、安全に炭を扱うことができます。
薄いお肉を掴んだり焼き網の上で返す食材用なら、トングの先端が細長いタイプがオススメ。ステーキ肉など厚みのあるお肉や野菜を扱う場合は、先端の幅が広いほうが扱いやすいでしょう。
そのほかテーブルに置いたときでも先端が直接触れない形状のアイテムもあり、置き場所に困らず、衛生的に使用することができるのでオススメです。
トングの「素材」をチェックしよう
バーベキュートングはステンレスやシリコンなどさまざまな「素材」が使用されていますが、快適に使うには用途に合った素材を選びたいところ。
素材ごとの特徴を解説していきますので、最適な素材選びの参考にしてみてくださいね。
ステンレス
ステンレス素材は耐久性や耐熱性に優れているのが特徴で、サビにくく衛生的。ただし、金属素材なので使い方によっては調理器具を傷付ける可能性があるので、取り扱いには注意が必要です。
シリコン
シリコン素材は耐熱性や耐寒性に優れた樹脂製素材。適度な弾力を持ち合わせているので優しく食材を扱うことができ、調理器具を傷つける心配もありません。
ただし、耐熱温度が200〜250℃とされているので、炭を扱うには不向きといえます。
ナイロン
ナイロン素材は適度な硬さがあり、調理器具を傷付ける心配がないため食材の取り分けや盛り付け用に最適です。
表面がツルッとしているので汚れが落としやすいのも嬉しいポイントですが、耐熱加工が施されていないと溶ける心配があるので注意しましょう。
収納のしやすさもチェックポイント
一般的なトングだとV字に開いたままとなり持ち運びや収納するときに嵩張り不便なので、バーベキュートング用としてはストッパー付きが便利。
ストッパーが付いていれば未使用時はロックして収納できるので、持ち運びも快適。リングが付いているとフックに吊り下げて保管できるので、そちらも合わせてチェックしてみましょう。
さらにコンパクトに折りたためるトングなら、バーベキューコンロや炭の箱の中、カトラリーケースに一緒に収納することもできます。トングを忘れることなく持ち運べるので、こちらも注目してみてくださいね。
それでは、ここからはオススメのバーベキュートングを「用途別」にご紹介。選び方のポイントを踏まえたうえで、用途に合った最適なバーベキュートングを見つけてみてくださいね。
【用途別】おすすめのバーベキュートング20選
食材用
キャンプテンスタッグ バーベキュー用マルチトング 23cm
サイズ | 27cm |
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素材 | 本体:ステンレス鋼/樹脂部:TPR樹脂(耐熱温度140度) |
●水洗いしても錆びにくく衛生的に使用できるステンレス鋼を使用
●耐熱温度約225度の熱に強いシリコン素材をトング先端に使用
●トング先端を平たく改良しているので型崩れなく食材を掴むことが可能
●表面にフッ素加工が施されているので汚れを落としやすい
●どの向きで置いても先端が卓上に付かず衛生的に使用できる
●お肉や野菜などの食材をスムーズに掴むことが可能
●特徴的なトングの先端形状を採用し、調理だけでなく取り分け用にも使いやすい
●弱い力でも握りやすく、掴みやすさにこだわった設計
炭用
●丈夫なスチール素材を採用し、先端が波形となっているので大きな炭を掴みやすい
●ハンドルに栃木レザーのぬめ革を採用し、しっかり手に馴染む革巻き特別モデル
●木炭や薪をしっかり掴むことができるギザギザ形状の先端を採用
●トング先端がギザギザしているので大きな薪や炭を掴みやすい
スノーピーク Pinchers Hibasami 火ばさみ
サイズ | 4×40.5×2.5cm |
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素材 | 本体:ステンレス/グリップ:ビーチ材 |
●軽い力で木炭や薪を掴みやすい先端形状の火ばさみ
●折りたたむ式を採用し、長さ13.5cmまでコンパクトに収納して持ち運ぶことができる
セットタイプ
キャプテンスタッグ BBQビギナーツールセット
サイズ | トング:30cm/炭バサミ30.5cm/鉄板焼器アミ用ブラシ:7.3×30cm |
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素材 | トング:ステンレス鋼/炭バサミ:ステンレス鋼/鉄板焼器アミ用ブラシ:ポリプロピレン,ステンレス鋼,真鍮/軍手:綿 |
セット内容 | トング,炭バサミ,鉄板焼器アミ用ブラシ,軍手 |
●調理用トングと炭バサミ・ブラシ・軍手がセットになっている
●23cmと30.5cmの調理用トングがセットになっているので食材によって使い分けることが可能
●本格的な焼肉屋で採用されているクレーバートングの2本セット
ダイソーのトングならお手頃でおすすめ!
ダイソー 焼肉トング
●焼肉が掴みやすい先細形状を採用
価格 | 110円(税込) |
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サイズ | 22.6×7×2.6cm |
ダイソー お料理トング約300mm
●調理用として使い勝手のよい全長300mmサイズ
価格 | 110円(税込) |
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サイズ | 30×3.5×3cm |
ダイソー ステンレス万能トング24cm
●バーベキューで万能的に使用できる長さ24cmサイズ
価格 | 110円(税込) |
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サイズ | 3.5×24×3.5cm |
トングの置き場ってどうしてる?
調理や炭の火加減調整で使ったトング、置き場に困ったことがありませんか? 食材用のトングならまだしも、炭で汚れたトングをそのままテーブルに置くと汚してしまうし不衛生ですよね。そこでオススメなのが、吊り下げ収納です。
トングの置き場として便利に使えるアイテムを3つピックアップしたので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
焚き火ハンガー
一時的にトングを置きたいときに便利に活用できる「焚き火ハンガー」。ダッチオーブンやケトルなど、ゴトクがなくても焚き火調理が行える焚き火ハンガーがあれば、トングを吊り下げて便利に保管することができます。
●丈夫なスチール素材で地面に打ち込み安定して設置することができる
●置き場に困るトングやリフターを吊り下げることができる
ダイソー トングホルダー
100円均一ショップのダイソーでも、便利なトングホルダーが発売されていますよ。コンロの網に引っ掛けるだけで手軽にトングホルダーとして使用することが可能。お手頃価格なので、要チェックです!
●コンロの網に引っ掛けるだけでトングホルダーとして使用可能
価格 | 110円(税込) |
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サイズ | 2×21×3cm |
トングはいつも清潔に!バーベキューを快適に楽しもう
バーベキューの度に気持ちよく使えるよう、食材専用のトングは使ったあとにしっかり油汚れや焦げ付きを落くことも大事。食器用洗剤とステンレススポンジを使って先端や持ち手まで汚れを洗い流し、水気をしっかり取って風通しの良い場所で保管しておきましょう。
今回ご紹介した選び方や用途別のオススメ商品を参考に、いつでも清潔なトングを使って快適なバーベキューを楽しんでみてくださいね!
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