スノーピークの焚き火台でバーベキューもできる!
スノーピークから発売されている定番かつ大人気の「焚火台」。スノーピークファンはもとより、多くのキャンパーから「燃焼効率の高さ」や「セッティングのしやすさ」で高い評価を獲得しています。
そんなスノーピークの焚火台は、実は”焚き火台の元祖”であることをご存知でしたか?
今では焚き火台というアイテムは”キャンプギアの必需品”として定着していますが、直火禁止というルールをキャンプの常識マナーに意識づけ、「焚き火台」という新たな商品ジャンルを世の中に誕生させるきっかけを作ったのがスノーピークであり、歴史あるロングセラーモデルとして今もなお大人気です。
特徴的なデザインで機能性抜群
スノーピークの「焚火台」は、タフな1.5mm厚のステンレス素材を採用し、シンプルで機能美あふれる逆四角錐のデザインが特徴的。
開いて置くだけの簡単設計を取り入れているので始めてでも直感的に組み立てることができ、薄くコンパクトに折りたたんで収納することが可能です。
そんなスノーピークの焚き火台には、さまざまなシーンや人数に対応できるよう「Sサイズ(1〜2人用)」「Mサイズ(2〜3人用)」「Lサイズ(3〜4人用)」の3サイズがラインナップ。
Takibi & Grill systemでバーベキューコンロに大変身
スノーピークの焚火台には、炭火でじっくりおいしいバーベキュー料理が楽しめる「Takibi & Grill system」を展開しています。
自然にダメージを与えず焚き火が楽しめるよう、「焚火台ベースプレート」や「ベースプレートスタンド」「炭床」の3つを展開。またバーベキューコンロとしても大変身できるよう「焚火台グリルブリッジ」や専用の「焼き網」「グリルプレート」がラインナップ。
これらのアイテムを焚火台と組み合わせることで環境に優しく焚き火を使用することができ、さらに炭火で美味しくバーベキュー料理を楽しむことが可能です。
焚火台ベースプレート
焚火台の下にセットすることで地面に炭や灰が落ちるのを防ぐことができる焚火台プレート。
炭化した炭は自然に還らず環境に悪影響を及ぼすため、この焚火台プレートをセットすることで芝や土の中の微生物を守りながら焚き火を楽しむことができます。
後述で紹介する「焚火台ベースプレートスタンド」の上に置いて焚き火台をセットするだけの簡単設置で、スリットを設けているので確実にホールドすることが可能。焚火台のサイズに合わせてサイズがラインナップ。
ベースプレートスタンドL/M
前述で紹介した「焚火台ベースプレート」の下に敷く焚火台用スタンド。このスタンドを焚火台と併用することで焚き火台による放熱から芝や地面を守ることができます。
中央の切れ込み同士をX字型に噛み合わせることで簡単にセットすることが可能。焚火台のM・Lサイズと兼用して使用することができます。
炭床Pro
焚火台の燃焼効率を高めることができる炭床Pro。焚火台の中にセットすることで燃焼部分を底上げすることができ、効果的に火力を高めると同時に無駄な炭の使用を抑えることができます。
頑丈な鋳鉄製で、空気を取り込みやすくするため編み目デザインになっており、中央に着火剤が置けるスペースを確保。焚火台のサイズに合わせてサイズ展開しています。
焼き網とプレートが選べる
スノーピークの「takibi & Grill system」には、バーベキュー料理が楽しめるよう「焚火グリルブリッジ」や「焼き網」「グリルプレート」もラインナップ。
このオプションアイテムを併用することで、焚火台をバーベキューコンロとして大変身させることができますよ!
焚火台グリルブリッジ
焚火台にセットすることでゴトクの役割を果たすことができる「焚火台グリルブリッジ」。
この焚火台グリルブリッジを取りつけることでオプションの焼き網やグリルプレートを使うことができ、焚火台をバーベキューコンロとして使用することができます。
3段階に高さ調整することができるので、お好みの高さにセットして火力調整をすることが可能。焚火台MとLのサイズに合わせてグリルブリッジも2サイズ展開しています。
焼き網
焚火台グリルブリッジにセットすることができる専用オプションの焼き網Pro。焚き火の強大な火力にも耐えることができる丈夫なスチール素材を採用しています。
この焼き網Proを使用することで炭火で小さな焼き物からダッチオーブン料理まで楽しむことが可能。焚火台グリルブリッジの大きさに合わせてM・Lの2サイズが展開しているほか、ハーフサイズも展開しているので後述で紹介するグリルプレートと片面ずつセットすることができます。
グリルプレート
焚火グリルブリッジにセットすることで鉄板料理を楽しむことができる「グリルプレート ハーフ 深型」。ハーフサイズとなっているので焼き網ステンレスハーフProと片面ずつセットすることができ、アミ料理とグリル料理を同時に楽しむことができます。
焚き火の強大な火力にも耐える丈夫なスチール素材を採用し、深型となっているので食材を落とすことなく調理することが可能。
フルサイズの「グリルプレート黒皮鉄板」も展開されており、焚火台グリルブリッジLにセットして全面鉄板仕様で焼き料理を楽しみことができます。
Sサイズは専用グリルネットがある
焚火台Sサイズにセットすることができる専用の「焚火台グリルネット S」。ネット付きブリッジとして食材やクッカーを置いて調理することができます。
丈夫なスチール素材を採用し、3段階に高さ調整できるので好みの高さにセットして火加減を調整することが可能。ソロキャンプで焼き料理を楽しみたいときに最適です。
市販の網を載せるだけでもバーベキューができるかも
スノーピークの焚火台には専用オプションで焼き網が用意されていますが、市販の焼き網をのせるだけでもバーベキューができるかも!
焚火台に合ったサイズの焼き網を用意すれば、専用のグリルブリッジや焼き網がなくても焚火台でバーベキュー料理を楽しむことができますよ!
以下にサイズごとの焚火台の寸法をまとめてみました。
焚火台S(1〜2人用) | 285×285×205(h)mm |
焚火台M(2〜3人用) | 350×350×248(h)mm |
焚火台L(3〜4人用) | 455×455×315(h)mm |
上記のサイズを参考に、それより大きな焼き網があれば簡易的に焚火台をバーベキューコンロとして使用することができます。
例えば焚火台Lのサイズが455×455mmであるので、それよりひと回り大きな焼き網を用意することができれば焚火台の上にのせて焼き料理を楽しむことが可能。専用のグリルブリッジや焼き網がなくても簡易的にお安くバーベキューコンロとして使用することができます。
初心者ならセットがおすすめ
ここまでスノーピークの「焚火台」について解説しましたが、キャンプ初心者で何を選んだら良いかわからない方もいると思います。
そんな初心者キャンパーの方には、セットがおすすめです!
焚火を始めるのに必要なアイテムがサイズ別にセットになっています。価格もセットの方がリーズナブルでお財布にも優しいです。
スノーピーク 焚火台Mスターターセット
セット内容 | 焚火台M / 焚火台ベースプレート / 炭床Pro M / 焚火台M コンプリート収納ケース |
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スノーピーク 焚火台Lスターターセット
セット内容 | 焚火台L / 焚火台ベースプレート / 炭床Pro L / 焚火台L コンプリート収納ケース |
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実はバーベキューコンロもある
スノーピークはアイコン的アイテムの焚火台が有名ですが、実はバーベキューコンロも展開しています。アイテムによってはテーブルにセットできるものもラインナップ!
そこでここからは、スノーピークのバーベキューコンロを「炭」と「ガス」の燃料別にご紹介していきます。
炭
スノーピークが展開する”アイアングリルテーブル”にセットすることができる「リフトアップBBQ BOX」。回転レバーで最大70cmまで無段階調整できるリフトアップ機能を搭載し、炭火の火加減を調整することができます。焼き網Pro.Lやグリルプレート黒皮鉄板のオプションパーツが使用できるほか、ハーフサイズの焼き網やグリルプレートまで組み合わせて使用できるので、さまざまな炭火料理を楽しむことが可能。付属のスタンドを取り付ければ一般的なテーブルの上に置いて卓上コンロとしても使用できます。
コンパクトに折りたたんで持ち運ぶことができる小型焚き火台の「焚火台SR」。基本的に焚火台ではありますが、炭火調理に対応できるようハーフサイズの焼き網やグリルプレートをのせてバーベキューコンロとして使用することができます。ベースプレートが組み込まれた構造となっているので、焚き火による熱や灰からのダメージを抑制することが可能。収納ケースが付属しているので手軽に持ち運ぶことができます。
ガス
スノーピーク グリルバーナー 雪峰苑
サイズ | 25×36×17.5cm(ホース・器具栓含まず) |
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重量 | 5kg(グリドル2.7kg) |
「2018年グッドデザイン賞」を受賞したバーナーでもあり、シンプルでスタイリッシュなデザインがおすすめポイント。低温時でも安定した火力が得られるレギュレーターを搭載しているので、長時間使用するバーベキュー調理に効果を発揮します。
スノーピーク 鉄板焼 エンバーナー
サイズ | 36×33×9cm(ホース、器具栓を除く) |
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重量 | 5kg(専用鉄板2.9kg)(収納ケースを除く) |
鉄板を取り外すことで鍋料理も楽しむことが可能。スノーピークのガスカートリッジで最大約190分燃焼することができます。
スノーピークのHeadquartersキャンプフィールドで手ぶらバーベキューができる
スノーピークは、金物の町として有名であり本拠地でもある新潟県燕三条エリアの広大な敷地内に直営キャンプ場や温泉施設・レストランなど”浴・食・泊”をテーマとした自然を感じる複合型リゾート施設の「HEADQUATERS Campfield」を運営しています。
そのなかで「手ぶらBBQプラン」を実施しており、常設している大型タープの下、機材を持ち込まなくてもバーベキューを楽しむことが可能。食材付きの手ぶらバーベキューと温泉の利用がセットになっており、広大な自然のなかでお腹いっぱいバーベキューを楽しんだあとは温泉サウナでリフレッシュすることが可能です。
その他スノーピークでは、全国に手ぶらでバーベキューも楽しめる直営キャンプ施設やバーベキュー気分が味わえる直営ショップも展開していますので、ぜひとも一度訪れてみてはいかがでしょうか!
スノーピーク EAT りんくう
大阪府にある「スノーピークEAT大阪りんくう店」では、スノーピークが展開するトレーラーハウス”住箱”のデッキでテラスバーベキューを実施しており、BBQ機材レンタルからあと片付けまですべて代行してくれるので手ぶらでバーベキューを楽しむことが可能です。
食材も「スタンダードプラン」と「プレミアムプラン」が用意されており、大人1人5,280円(税込)から利用することができます。
スノーピーク箕面自然館・スノーピーク箕面キャンプフィールド
同じく大阪府にある「スノーピーク箕面自然館・スノーピーク箕面キャンプフィールド」では、自然を体感できる90サイトのキャンプフィールドを運営。レンタルサービスが充実しており、アメニティードームやランドロックなど人気アイテムをレンタルして試すことができます。
また「焚火&BBQセット」も用意されおり、焚火台グリルブリッジで炭火バーベキューを楽しむことが可能。オールレンタルプランを利用すれば、キャンプ道具を持っていない初心者でも手ぶらでキャンプを楽しむことができます。
スノーピークEAT アミュプラザくまもと店
JR熊本駅の直結ビル「アミュプラザくまもと」内にある直営ショップでは、九州初出店となるレストラン「スノーピークEAT」を併設し、炭火や鉄板でじっくり焼きあげたBBQスペアリブやローストビーフなどバーベキューさながらの料理を楽しむことが可能です。
スノーピークかわの駅おち
高知県にある水質日本一の清流”仁淀川”を路線に見立てた新たな観光拠点となる「かわの駅おち」のキャンプフィールドでは、スノーピークが展開するモバイルハウス”住箱”を7棟配置し、宿泊プランやカヌーツアーなどのアクティビティが用意されています。
また原則キャンプ場内で直火での焚き火は禁止されていますが、一部エリアで焚火台などを使用してバーベキューを楽しむことが可能。管理棟ではスノーピーク製品の販売も行っております。
PARKFIELD Snow Peak TOYOTA-KURAGAIKE
愛知県豊田市にある都市型アウトドアフィールド「PARKFIELD Snow Peak TOYOTA-KURAGAIKE」では、広大な鞍ヶ池公園の敷地内にパークフィールドを設け、道具不要の「手ぶらCAMP」やモバイルハウス”住箱”でグランピング体験ができる宿泊プランが用意されています。
キャンプ道具はすべて貸し出し可能なので焚き火体験やBBQが楽しめるほか、スノーピークEATも併設されているので見晴らしのよいテラス席で本格的なアウトドア料理を堪能することが可能です。
LAND STATION HAKUBA
長野県の白馬村にある「スノーピーク ランドステーション白馬店」では、店舗横の森林エリアにモバイルハウス”住箱”が2棟と6つのキャンプサイトが用意されており、キャンプ体験を楽しむことが可能です。
「住箱宿泊プラン」や「CAMPプラン」が用意されており、手ぶらでキャンプやBBQを楽しめるほか、スノーピークスタッフがテントの設営や道具の使い方などサポートしてくれるので、初心者でも気軽に利用することができます。
スノーピークはバーバキューもスゴイ!
一見焚き火のイメージが強いスノーピークですが、実は超定番の焚火台をバーベキューコンロに変身させて本気でバーベキューを楽しむことができるアイテムを数多く展開しています。
今回紹介したおすすめ商品や手ぶらでバーベキューができる施設を参考に、スノーピークで本気のバーベキューを楽しんでみてくださいね!