焼きそばプレートとは?
焼きそばプレートとは、焼きそばを調理するときに便利なアルミ箔製の使い捨てできる容器のこと。
アルミ皿やアルミプレートとも呼ばれ、スーパーで火にかけ温めただけですぐ食べられる鍋焼きうどんの容器としてもお馴染みです。
焼きそばプレートがあれば、鉄板を必要とせず、焼き網の上にのせるだけで手軽に美味しく調理することができ、使い捨てもできるので面倒なあと片付けも不要です。
そんな焼きそばプレートのメリットやデメリットを解説していきます。
メリットは鉄板要らずで調理可能なこと
焼くそばプレートの最大の特徴が、鉄板要らずで焼きそばを調理することができるという点。
バーベキューコンロで焼きそばを作る場合は鉄板が必需品となりますが、鉄板は重く持ち運びが不便で洗うのも面倒。
コンロに付属してなければ買い揃える必要があるし、年に数回バーベキューを行うか行わないかの程度だとわざわざ購入するのもためらってしまいますよね。
焼きそばプレートなら安いタイプで数百円とお財布に優しく購入でき、使い捨てできるので面倒なあと片付けの必要がなく、快適にバーベキューで焼きそばを楽しむことが可能です。
また焼きそばだけでなく、野菜炒めなどさまざまな焼き料理のプレートとして活用できるほか、下ごしらえの食品バットとしても重宝します。
デメリットは毎回買わなくてはいけないこと
焼きそばプレートは使い捨てできるというのがメリットですが、その反面バーベキューで焼きそばを作りたい場合は毎回買わなくてはいけないのがデメリット。
商品自体は数百円からと手軽に購入することができ、年に数回しかバーベキューを行わない人にとっては鉄板を購入するよりコスパが良いですが、定期的に行う場合は逆にデメリットとなります。
また柔らかいアルミ箔の素材を使用しているので、麺を混ぜるときに穴が空いたり破れてしまったりしやすく、金属ヘラなどで効率よく混ぜることができないのもデメリット。プレートを持ち上げて移動させたいときも注意が必要です。
どこで買うことができる?おすすめ焼きそばプレート
では焼きそばプレートはどこで買うことができるのでしょうか? それぞれ紹介していきます。
・通販
楽に買えるのは通販
焼きそばプレートはお店で購入することができますが、楽に買うためには通販がおすすめ! お店に足を運ぶことなく、パソコンや携帯から手軽に購入することができます。
通販なら季節を問わずいつでも購入することができるほか、いろいろな種類やサイズを比較検討することができますよ!
アルミホイルで有名なサンホイルやバーベキューでお馴染みのアルミ皿などを数多く展開している東洋アルミのこびりつかないやきそばプレート。プレート表面に特殊加工をほどこしており、油なしでもこびり付かず調理することができます。
32.5×44.5cmのプレートサイズがあり、4〜5人用のバーベキューコンロに使用することが可能。焼きそば以外でも野菜炒めや魚料理・食材バットと、これひとつあればバーベキューで大活躍します。
鉄の約3倍もの熱伝導率を誇るアルミ素材を使用しているので食材をしっかり焼くことができ、軽く持ち運びに便利です。
450×325mmの調理しやすい大きめサイズで一度に多くの焼きそばを調理することが可能。食材バットとしても使用することができ、あと片付けも楽ちんです。
一般的に深さ30mm前後のプレートが多いなか、マルカの焼きそばプレートは54mmの深さがあり、外にこぼすのを気にすることなく食材を混ぜることができます。
322×260mmのプレートサイズで2〜3人用のバーベキューコンロに最適。バーベキューのサイドメニュー作りに重宝します。
極薄0.3mmのスチール製プレートを採用しているのが特徴で、一般的なアルミ製プレートでは破れてしまう金属ヘラを使用することができます。
400×340mmの大判サイズで一度に大勢の焼きそばを調理することができ、4〜5人用のバーベキューコンロで使用可能。食材の一時置き場としても便利に使えます。
ティンフリー銅板を素材に使ったマルカのかんい焼きそばプレート。アルミ製プレートとは違い耐久性があるので、金属ヘラを使って調理することができます。
一般的な焼きそばプレートにはない直径300mmの丸型形状が特徴的で、別売りのバケツ型グリルと組み合わせて使用することが可能。焼き網では焼きにくい野菜なども手軽に焼くことができ、繰り返し使用することができます。
低価格のアウトドアアイテムやDIYガーデン用品などを展開している武田コーポレーションの焼きそばプレート。焼きそば調理はもちろん、パエリアやちゃんちゃん焼きなどバーベキューでいろんな料理に挑戦することができます。
445×325mmの大型サイズで、一度に大人数の焼きそばを作りたいときに大活躍! アルミ製で軽く、持ち運びに便利です。
100均一ならコスパ◯
コスパよく焼きそばプレートを購入したいなら100均がおすすめ!
お財布に優しく店舗もたくさんあるのでバーベキュー当日でも購入することができます。ただしコスパは良いですが、売り切れていたりシーズンでないとそもそも売ってなかったりすることがあるのでご注意を!
ダイソー 焼きそばプレート深皿 1枚
100均ショップのダイソーで購入することができる焼きそばプレート。鉄板の上に直接のせたりオーブンでそのまま焼いたり便利に使用することができます。
460×340mmの大判サイズで深さがなんと70mmもあるので焼いたり混ぜたり調理しやすいのが特徴。焼きそばプレートのほかにも製菓やグラタン・鉄板料理の容器として便利に使用することができます。
価格 | 110円(税込) |
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サイズ | 46×34×7cm |
材質 | アルミ二ウム |
シーズンならホームセンターやスーパーで買える場合も
バーベキューシーズンならホームセンターやスーパーでも購入することができますよ!
種類が比較的豊富でお安く購入でき、その他のバーベキュー用品も取り揃えているのでまとめてアイテムを揃えることができます。
丈夫な厚手のアルミ箔を使ったコーナンオリジナルの焼きそばプレート。軽く持ち運びでき、バーベキューで焼きそば作りのプレート用や調理時の下ごしらえなどに重宝します。318×230mmの中サイズで2〜3人用のバーベキューコンロに最適な大きさ。3枚入りで非常にお手頃なお値段なのでお安くプレートを購入したい方におすすめです。
厚手で丈夫なアルミ箔を使っているので焼きそばを調理中でも破れにくく、一度に大量の焼きそばを調理することが可能。焼きそばの下ごしらえバットとしても便利に使え、持ち運びやあと片付けを簡単におこなうことができます。
バーベキューの焼きそば作りが快適になるコーナンオリジナルの深型焼きそばプレート。プレートの深さが50mmと一般的な焼きそばプレートより深く作られているので、調理中でも麺や具がこぼれにくいのが特徴です。同じコーナンの大プレートよりひと回りコンパクトな393×335mmサイズですが、家族で焼きそば作りを楽しむときに最適な大きさ。丈夫な厚手のアルミ泊素材を使用しているので、調理中でも破けたり穴が空いたりすることが少なく調理することが可能です。
焼きそばプレートで上手に作るポイント
焼きそばプレートで焼きそばを作ったらなんだかうまくいかない……そんな経験はありませんか?
普段焼きそばを作るようなフライパンや鉄板とは熱の通りやすさも違いますし、火力も違うので少し工夫をして調理をしなくてはいけません。ここからは焼きそばプレートでうまく焼きそばを作る方法を紹介します。
油は気持ち多めに
焼きそばプレートを使って焼きそばを作るときは、油を気持ち多めに入れるのがポイント。
油の量が少ないとプレートに麺がくっつきやすくなり、焦がしてしまう原因となります。また野菜などの具材も同様に焦げやすくなるため、普段調理するときよりも若干多めに油を入れるようにしましょう。
また油をひく前に、焼きそばプレートを温めておくのがおすすめです。事前にバーベキューコンロの焼き網の上にのせてよく温めておくことで油がよく馴染み、袋から出した直後の固まった麺でもプレートにくっつくことなくほぐしやすいでしょう。
ただし油を入れすぎると調理中にパチパチはねて危険です。また麺や野菜などの具材もベタベタして美味しくなくなるので、入れすぎには注意して適量を入れるようにしましょう。
麺と具材は別に炒めてあとで混ぜる
焼きそばプレートで麺を炒める場合は、麺と具材を別々に分けて炒めると良いでしょう。
一気に麺と具材をプレートに入れてしまうと焦がしてしまったり熱が通っていなかったり焼き方にムラが出てしまいます。野菜もシャキシャキ感がなくなってしまうので別に炒めてあとで混ぜるのがおすすめです。
基本的には野菜やお肉から順番に炒めて火を通したあといったん取り出し、油を引き直して水でほぐした麺を炒め、再び具材を投入して混ぜ合わせると良いでしょう。
別に炒めることでそれぞれの具材にしっかり火が通り、美味しく焼き上げることができます。
プレートは優しく取り扱う
焼きそばプレートを使って調理をする場合は、優しく取り扱うようにしましょう。
焼きそばプレートはアルミのやわらかい素材でできているので割り箸やトングでガシガシ炒めてしまうと穴が開いたり破れたりする可能性があります。
鉄板焼きのように金属ヘラを使って手早く炒めたいところですが、穴が開いてしまうとプレートを交換する羽目になり、換えの焼きそばプレートがあればまだいいですが予備がなければせっかくの焼きそばが台無しになってしまいます。
そうならないためにも焼きそばプレートで調理する場合は優しく取り扱い、万が一のことを考えて2つ3つ予備を持っていくことをおすすめします。
またアルミとは別に薄い金属プレートを使用したトレータイプも発売されているのでそちらを検討してみるのも良いでしょう。
直火はNG!アルミ製の焼きそばプレートを使う注意点
焼きそばプレートはアルミ製のアイテムが主流です。アルミ製の焼きそばプレートを直火で使用するのは危険なので、必ずバーベキューコンロの焼き網の上にのせて使用するようにしましょう。カセットコンロのゴトクに直接のせて使用するのも危険です。
アルミの融点は約660度といわれており、それに対して炭火の燃焼温度は木炭の種類によってさまざまですが、一般的に600〜800度前後とされています。またうちわなどで仰ぐことで一気に1,000度近くまで上昇することがあるのでくれぐれも直火で使用することはやめましょう。
またアルミは熱伝導が高い(熱が伝わりやすく冷めやすい)ため、焼きそばプレートを使う場合は必ず軍手や耐熱グローブを付けて火傷のリスクを減らすように心がけるのがおすすめです。
焼きそばプレートのその他の活用法
焼きそばプレートは、バーベキューで焼きそばを焼く用途以外にも便利に使用することができます。その他の活用法として以下のような使い方ができますよ。
・野菜炒めなどの焼き調理全般
上記のように、焼きそばを調理する以外にもさまざまな用途で便利に使用することが可能です。特に焼きそばに限らず野菜炒めなど焼き調理全般に使用できるので料理の幅が広がりより、一層バーベキューを楽しむことができます。
アイデア次第ではもっと便利に焼きそばプレートを活用することができますよ!
焼きそばプレートを使いこなそう!
焼きそばプレートがあれば、バーベキューコンロに鉄板がなくても焼きそばを調理することができるほか、さまざまな焼き調理が楽しめたり下ごしらえ用の食材置きとしたりするなど便利に使用することができます。
今回紹介したおすすめ商品や焼きそばを上手に作るポイント・活用法を参考に、焼きそばプレートを使いこなして快適なバーベキューを楽しんでみてくださいね!