バーベキューで焦げない方法とは?(炭火の火力調節の仕方)

バーベキューで焦げない方法とは?(炭火の火力調節の仕方)

焼きすぎた!焦げた!と失敗談が尽きないのがバーベキュー。そこで初心者には難しい炭火の火力調節の仕方について、バーベキューインストラクターであるBBQ HACK編集部が解説します。バーベキューでは、食材やレシピに合わせた「炭火レイアウト」が重要です。ぜひ初心者の方はハウツーをチェックしてくださいね!

目次

バーベキューの際には炭火はこのように火力調節しよう!

レイアウト名:フルフラット

グリルの底前面に炭を敷き詰めるレイアウトで、グリル面全てを利用して、多くの食材、大きな食材を焼く場合に適したものです。ただし、初心者には火力調節が難しいレイアウトであるため、網の高さを調節できるグリルをあわせて使うのがおすすめです。

 

レイアウト名:アイランド

グリルの中央に炭の島を丸く作り、周辺には炭を置かないレイアウトで、グリルの上でピンポイントに置いた食材を近火の強火で焼く場合に適したものです。また島の周辺に食材を移動させることで遠火に切り替えることもできるので、近火の強火から途中で遠火に変えるレシピにもピッタリです。

アイランドでできる、おすすめのバーベキューレシピ

 

レイアウト名:センターウォール

グリルの中央に炭を縦に敷くレイアウトで、アイランドより熱源は少なめ。遠火になるスペースが広いのが特徴で、中火・弱火と遠火を使い分け、火が通りやすく焦げやすいレシピの場合に適したものです。

レイアウト名:サイドウォール

グリルの中央に炭を置かず、両サイドに炭を置くレイアウトで、中央の炭が無い場所で弱火から中火で長時間じっくり遠火で、大きな食材、火が通りにくい食材を焼くレシピの場合に適したものです。また豚肉などたくさんの脂が落ちやすい食材にもピッタリです。

 

レイアウト名:ラウンドウォール

グリルの中央に円を描くように炭を置くレイアウトで、サイドウォールより強い熱源となるため、中火から強火でじっくりと遠火で焼くレシピの場合に適したものです。また豚肉などたくさんの脂が落ちやすい食材にもピッタリです。

まとめ

炭を置く場所だけで、こんなにも火力調節のハウツーパターンがあるとは驚きですよね。奥は深そうですが、このページを見ながらレイアウトを調節するのは、それほど難しくないでしょう。
なお、ロストル(炭を置く受け皿部分)の面積が小さいグリルの場合は、炭のレイアウトがしづらい場合があります。この場合は、フルフラット、センターウォール、サイドウォールの3パターンを使い分けると良いでしょう。
BBQ HACKに掲載する炭火レシピは全て、どんな炭火レイアウトで調理したらよいか表示していますので、ぜひ試してみてください!