大人数バーベキューの場合の炭火の起こし方
グリル、チャコールグリルについて
火を起こす道具や用品は様々ありますが、必需品といえるのがチャコールグリルです(焚き火台でもよし)。
大人数のバーベキューであるため、調理用としてもグリルは複数必要になります。レシピにもよりますが、4~7人に1台目安で用意しておきましょう。
火起こしの便利グッズといえばチャコールスターター(火起こし機)ですが、実は意外と大量の炭火を起こすときには時間がかかってしまいます。
煙突効果で放置していても簡単に火起こしできるのがチャコールスターターの利点ですが、炭を容量いっぱいに詰めてしまうと煙突効果も薄れ、全てに火が行き渡るまでに時間がかかってしまいます。また、一般的な市販品の容量は炭2kgが収まる程度ですので、大量の炭を一度におこすとなると、チャコールグリルの他に何台ものチャコールスターターを持ち込まなければなりません。
少人数のバーベキューなら、準備の手間を省くためにチャコールスターターでもよいですが、大量に炭火を起こすハウツーをきっちり押さえておけば、チャコールグリルで十分対応できます。そのため、大人数のバーベキューでの大荷物を減らすためにも、このケースではグリルで賄うことをおすすめします。
コールマン (COLEMAN) クールスパイダーステンレスグリル(レッド) キャンプ用品 バーベキューグリル レッド 1709367
炭の選び方
バーベキューに適した炭を選ぶのが基本中の基本です。備長炭など高品質のものでチャレンジしたくなりがちですが、火起こしの難度も格段に上がるため上級者向きと言えます。こちらのページに炭の選び方のハウツーが記載していますので、チェックしてみてください。
大量に火をおこす手順
POINT1
種火用に火付きが良い小さな炭を500g程度選ぶ。(大きな塊ばかりの場合は炭を砕きましょう)
POINT2
グリルの底に着火剤を敷き、空気が通るように隙間を作りながら、その上に種火用の炭を組み上げます。
同時に大量に調理を開始したい場合は、複数のチャコールグリルそれぞれで行います。
POINT3
着火剤に火をつけ、種火用の炭を燃やしましょう。着火剤の炎が落ち着いてきたら、うちわなどで空気を送り込みつつ、炭を上下反転させながら炭全体を白く熾しましょう。
POINT4
種火用の炭全体が白くなったら、白くなった炭を平たく崩してグリルの底に広げましょう。その上に1.5kg程度の炭を円錐形に積み上げて追加します。そうすることで積み上げた山の中心に上昇気流が発生し、あたかもチャコールスターターのごとく、放置していても炎が上がり、全体が白く熾っていきます。