川・河原でのバーベキューで必要となる各種使用許可について
バーベキューで使用する場所の許可
川・河原でバーベキューをする場合、中州は許可が出ないことが多くあります。危険な場所は許可が出ないので避けましょう。
バーベキュー場内であったとしても、許可されていない場所もありますので、必ず確認をしましょう。
また、BBQ HACKでは川でバーベキューができるスポットを紹介しておりますので検索してみてください。
バーベキューをしながら川・河原で釣り
バーベキューを楽しみながら渓流や河川で釣りをする場合には「遊漁券(遊漁承認証)」の購入が必要なケースがありますので事前に確認しましょう。遊漁券の購入が必要な場合、購入したくても購入場所が見つかり難いことがよくあります。場所によってはお手軽にコンビニの端末などでも購入することができますので、事前に購入してから楽しみましょう。
川・河原でのバーベキューで気を付けたいポイント
バーベキューの場所選び
上流にダムがある場合には、放水スケジュールを必ず確認しましょう。また、川沿いや中州などの水辺に近い場所は、急な増水で流されてしまう危険性があるので避けましょう。
初心者の方は河川敷など、できるだけ平地で整備されているBBQスポットを選びましょう。
川・河原でのバーベキューで必要な機材
河原では、足元に石があり、グリルやコンロが安定しない場合も珍しくありません。
車で出かける際には、グリルやコンロの大きさの木板などを持参して敷くなど、対策を行いましょう。
虫よけ
河原や河川敷では、夕方になると蚊やハチなどの害虫の活動が特に活発になります。虫よけのスプレーやシールだけでは避け切れない場合が多いため、虫刺され用の薬も忘れずに持参しましょう。
暗くならないうちに帰宅
森林に囲まれた河原のバーベキューでは、暗くなる前に片付けをはじめないと、周囲が見えなくなってしまいます。灯りを持参していない場合には、暗くなる前に片付けが終るように、早めの行動を心がけましょう。
川・河原での水難事故
水難事故にあった子どもの約4割が、河川で事故にあっています。安全にバーベキューを楽しむために次のことに注意しましょう。
・天候を調べる
山中の渓流でバーベキューを行う場合、天候が急変することも珍しくありません。出かける前に天気を必ず調べておきましょう。
・川が狭くなるところで遊ぶのは避ける
川幅が狭い場所では、急な増水によって短時間で水位が上昇することがありますので気を付けましょう。
・流れに注意する
一度水に入ると、海よりも川の方が流れがある分、危険性が増します。流れがはやい場所では水に入らずに、河原で遊ぶ程度に止めましょう。
・子どもへの対応策
また、川底は石やガラスがあり、足をケガすることもあります。マリンシューズなど足を守るものを履きましょう。
一番大切なことは「大人が目を離さない」ことです。声を掛けるだけではなく、しっかりと見守ることを心がけましょう。
河川敷のバーベキューでは天候の変化に注意
上流で雨が降っていても、下流では雨が降っていない場合があります。バーベキューを楽しんでいる下流で雨が降っていない場合でも、水位が急に増えてトラブルが起きてしまうケースがありますので注意しましょう。
・上流に黒い雲が見える
・雨が降り始めた
・雷が聞こえた
・水位があがった
・落ち葉や流木などが急に流れてくるようになった
上記のようなポイントに気がついたら、一度川岸から離れて情報収集をしましょう。
上流で雨が降っている場合や、集中豪雨が予想された場合には、バーベキューを中止して水辺から離れることが大切です。