海でのバーベキューで気をつけたいポイント
バーベキューで使用する場所の許可
多くの海岸・浜辺では、管轄する地方自治体により、条例などでバーベキューを禁止にしています。許可されている場合でも事前の申請が必要となる場合がありますので、必ず管轄する地方自治体か指定管理者に確認しましょう。貸別荘などを利用する際は、プライベートビーチがある場合がありますが事前にバーベキューが可能か確認を取ることが重要です。バーベキュー用に指定された安全な場所で行うように心がけましょう。
場所選び、使用道具について
グリルやコンロが固定し難い砂浜など、場所によっては使用する道具に制約があるケースがあるため、事前に確認し、適切な場所・使用道具を選びましょう。
海釣りをして、バーベキューを楽しみたい場合
バーベキューをしながら、海で釣りを楽しむ場合には、許可が必要な場所もあります。事前に下調べをするように心がけましょう。
風や砂の対策
海風は、完全に避けきれるものではありませんが、風や砂の被害を緩和するために、タープなどを持参するのもよいでしょう。また、タープを張る際には風に飛ばされないようにしっかりと固定するようにしましょう。
ボール遊び
バーベキューをしている場所でボール遊びをすると、グリルにボールが当たる可能性があり非常に危険です。バーベキューをする場所でのボール遊びは必ず避けましょう。
海でのバーベキューで注意したい海浜事故やトラブル
海のレジャーでの海浜事故は、海難事故全体の半数を占めますが、気を付けたいポイントを押さえることで避けることができるケースもあります。
酒
バーベキューでお酒を飲むことは良くありますが、お酒を飲んだときは海に入らようにしましょう。
子ども
水深が浅いからといって、バーベキューをしている最中に、子どもだけで海で遊ばせるのは絶対に避けましょう。「離岸流(リップ・カレント)」と呼ばれる強い引き潮で、沖まで流されてしまうことがあります。子どもから目を離さないだけではなく、ライフジャケットを着用するなど海浜事故対策をしっかりと行いましょう。
後片付け
使用した炭を砂浜に埋めて帰ってはいけません。ビーチを裸足で歩く人が火傷する危険があるほか、景観を損ねたり、環境破壊の原因となりますので、絶対にやめてください。
海でのバーベキュー食材で気を付けたいポイント
地元の海産物
近くに市場があれば地元の新鮮な海産物を調達してバーベキューを楽しむ。そんな楽しみ方もありますが、現地に行ってみると目当てのものが売り切れてしまっていたり、取り扱いがなくなっていたりする場合があるので、事前に確認しましょう。
甲殻類
貝類や甲殻類は、殻で手を切ってしまうなど怪我をすることがあるので取り扱いに注意しましょう。牡蠣などの殻がしっかりした貝類を扱う際には、キッチンばさみや軍手などを使用するのがおすすめです。