バーベキューでチーズがおすすめの理由
バーベキューでチーズを使用することには様々なメリットがあります。もはやデメリットがないと言っても過言ではありません。そんなチーズをバーベキューにおすすめする理由を説明します。
保存や持ち運びがしやすい!
バーベキューではクーラーボックスが冷蔵庫代わりとなるため、冷蔵に近い状態で持っていける量に限りがあります。そこで持ち運びに活躍するのがチーズです。もともと発酵食品であるチーズは、夏場は常温暗所であれば数時間、冬なら2日間ほどは保存できる食材のためバーベキューに行く程度の時間であれば問題ありません。直射日光などや高温に気をつけましょう。
メニューの汎用性が高く健康・美容にも良い
多くの人が大好きなチーズは、バーベキューにおいても前菜から主食まで様々なレシピに使用することができます。またチーズには糖分含有量が少ないため、糖質制限中でも気軽に食べられることができます。チーズに含まれるタンパク質やカルシウム、ビタミンB2は食べ過ぎなければ美容や健康にも良いとされています。
後片付けがしやすい
チーズは網焼きができない分、鉄板やスキレットなど面の広い調理器具を使用しなければいけません。ですが、その調理方法だからこそ料理後の片付けが簡単なのです。固まってしまったチーズは鉄板からパリッと剥がれやすいだけでなく、初めからアルミホイルを使用すればもはや洗い物はありません。
バーベキューにおすすめのチーズ3選
一般社団法人の日本乳業協会によると、チーズは大別すると『ナチュラルチーズ』と『プロセスチーズ』の2種類に分けられ、その中には約1,000種類以上があるとされています。そんな数ある中でもバーベキューシーンにおすすめのチーズを紹介します。
カチョカバロ
カチョカバロはイタリア南部の各地で生産されている、カチョ(チーズ)、カバロ(馬)と名付けられた丸いひょうたんのようなチーズです。馬の鞍にぶら下げる袋に似ている形から名づけられたこのチーズは輪切りにして焼いて食べるのが一般的ですが、そのままでも食べられることからバーベキューのどのタイミングでも使いやすいと言えます。
花畑牧場 花畑牧場 十勝カチョカヴァロ 80g
花畑牧場 十勝カチョカヴァロ 80g
内容量:80g
賞味期限:製造日より120日
カマンベールチーズ
フランスのカマンベール地方で作られたこのチーズは牛乳を原材料に作られ白カビで熟成されたものです。中がとろっとしていてクセや臭みのないことから日本人に親しまれる味わいがあります。熟成させてから食べるタイプと、長期間において味が変化せず保存できるタイプがありますが、一度開けてしまったら食べ切らなければいけないバーベキューシーンでは食べ切りサイズものがおすすめです。
クールドリオン(COEUR DE LION) COEUR DE LION ミニカマンベール 10個
COEUR DE LION ミニカマンベール 10個
内容量:250g(25g×10個)
シュレッドチーズ
スライスチーズ同様にスーパーでも手軽に入手できるのが細かく刻まれたような形状のシュレッドチーズです。シュレッドチーズは一種類のチーズだけでパックされたものと、複数種類のチーズをミックスしたものがあります。かけるだけでチーズをコーティングしたり、まとめて溶かしたりと、幅広い用途で使用できます。最も溶けやすく糸引きが多いのはモッツァレラが含まれているものです。
よつ葉
よつ葉 北海道十勝産100% シュレッドチーズ 1kg
よつ葉 北海道十勝産100% シュレッドチーズ 1kg 内容量:1kg 賞味期限:30日以上
バーベキューで使える簡単おすすめチーズレシピ5選
チーズの性質やメリットがわかったところで、バーベキューシーンににおすすめの簡単チーズレシピを紹介します。
クリームチーズの醤油漬け
チーズのコクと醤油の旨味が凝縮された、味の濃いこのレシピはバーベキューのどのタイミングでもチマチマとつまめるおすすめのメニューです。前日から仕込み、タッパーやジップロックに入れて持っていけばお酒が進むこと間違いなし! 牛肉に少量のせて食べるのもおすすめです。
燻製チーズ
すでに燻製された『スモークチーズ』が売られているほど、チーズと燻製の相性は抜群です。燻製鍋やメスティン、ホイルと網を使用して、表面の水分を飛ばして香りをつけやすくする温燻がおすすめです。
カリッと焼くだけチーズ煎餅
その名の通りチーズを焼くだけです。溶けたチーズが薄く広がり煎餅状になったものをパリッと食べる一口おつまみとしておすすめです。溶けてから固まるまでの間にハーブなどをふりかけると一味違ったチーズ煎餅になります。バゲットに乗せて食べるのもおすすめです。
ベーコンチーズ餅
炭水化物である餅を主食としたこのレシピは、バーベキューでお米を炊くのが面倒な方におすすめのレシピです。お肉のジューシーさ、チーズのコク、お餅の粘りのバランスが絶妙な一品です。
じゃがいものチーズ焼き
これぞ簡単レシピといえるのがじゃがいものチーズ焼きです。じゃがいもの焦げつきにくさとチーズの溶けやすさ、固まりやすさが熱々でホクホクの美味しさと、冷めてもしっとりカリカリの味わいを実現しています。バーベキューにチーズ味のポテトチップスを持って行くくらいなら、このレシピを実践しましょう!
バーベキューの質を高めるおしゃれチーズレシピ5選
数あるチーズレシピの中から、調理に少し手間がかかりつつもテーブルに並んだ途端にその食事の質の高さを感じさせるような、おしゃれなレシピを紹介します。
チーズリゾット
バーベキューでお米を食べたい人におすすめなのがチーズリゾットです。ただ白米を炊くのとは手順が違い少し手間がかかりますが、その美味しさはレストランと兼色無いものができるはずです。食べきれなかった白米を牛乳とチーズでリゾットにする方法もおすすめです。
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カマンベールのアヒージョ
バーベキューやキャンプなどアウトドア料理を華やかにするメニューとして定番のアヒージョもチーズレシピの一つです。真ん中でぐつぐつと溶けるカマンベールチーズをすくってバゲットにのせれば、それだけで極上のガーリックチーズパン!
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チーズフォンデュ
お肉はもちろんのこと、香ばしく焼き上げた野菜やパンなど何にでもディップして食べられるのがチーズフォンデュ。アヒージョよりも油分が少なくさっぱりと食べられるだけでなく乳がプラスするまろやかさを楽しむことができるでしょう。
チーズタッカルビ
チーズを使用したガッツリメニューが食べたい方は韓国発のピリ辛メニュー、チーズタッカルビがおすすめです。韓国語でタッ(닭)は鶏、カルビ(갈비)はあばら骨を表すこの料理は、ピリ辛の鶏肉料理にチーズを加えてマイルドな辛さを楽しむ料理です。子供のいる家庭では辛すぎて食べられない子がいる可能性があるため、家族バーベキューでは味付けやメニュー編成に気をつけましょう。
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ラクレット
ラクレットはスイスの料理ですがフランス語で『削る』を意味するものです。レストランで大きなチーズの断面をバーナーで溶かし、溶けた部分を食材に削り落とす豪快かつおしゃれなこの料理。薄くスライスしたラクレットチーズを食材に乗せて溶かす方法もありますが、大型のチーズを使用すれば全員がこぞって動画撮影を始めることでしょう!
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便利な食材、チーズでバーベキューを楽しもう!
ひとえにチーズと言ってもその種類や調理方法、溶け出す温度は千差万別!自分に合う味わいや使い勝手のチーズを見出し、バーベキューのお供にしてみてはいかがでしょうか!
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