アイキャッチ画像出典:PIXTA
炭の片付け方法について
初心者や使用済みの炭を持って帰りたくない場合
バーベキューで使用した炭は、消火を確認してから炭捨て場に捨てるか、持ち帰って家で捨てる必要があります。
炭の消火には時間がかかりますし、荷物になるのも困りますよね。
しかし、炭捨て場があるBBQスポットを選べば、面倒な炭の片付けも簡単で家に持ち帰る必要もないです。
BBQ HACKではゴミ出し(炭捨て)が可能なバーベキュー場を探すことできます。
消火道具の用意
消火の方法は大きく二つに分かれます。金属製のバケツに水を張って消すか、火消し用の壺を使うかです。
初心者はそれらをレンタルできるBBQスポットを選ぶのがおすすめですが、レンタルができない場合は必ず自分で用意しておきましょう。
炭の消火
一度熾った炭の火はなかなか消えません。消火までに時間がかかりますので、後片付けには時間の余裕をもって取りかかりましょう。
時間を短縮したい場合は、水を張った金属製のバケツに、炭を一つ一つ丁寧に静かに入れ消火しましょう。
一気にに炭を放り込んだり、炭に水を勢いよくかけてしまうと、熱せられた水蒸気が大量に発生して火傷する恐れがあります。
炭を消すための火消しつぼをホームセンターやアウトドアショップで購入しておけば、火消し壺に炭を入れて蓋をするだけで自然消火してくれるので便利です。しかし、炭火により酸素が燃焼され、壺の内部の気圧が変わり、蓋が開きにくくなる恐れがあるので、対策が施された火消し壺がよいです。
また、炭を消火する前に、使った網の焦げ付きなどを残り炭で焼き切り焦げ付きを炭化させると、後の掃除が楽になるので有効活用しましょう。
炭を捨てる
完全に火が消えた後、炭捨て場があるBBQスポットなら、現地で捨てましょう。
炭を捨てる場所がないBBQスポットなどでは、自宅に持ち帰り、燃えるゴミとして処分します。
自治体によって分別が異なりますので、住まいの自治体のルールに従いゴミ捨てを行いましょう。
炭の片付けの際の注意点
炭を土に埋める
使用後の炭を土に埋めて帰る方がいらっしゃいますが、マナー違反であるためやめましょう。
火が残っている状態で埋めてしまうと、火事の危険があります。水をかけただけでは完全に消火せず、再び発火する恐れがあり、非常に危険です。
特にビーチや砂浜でバーベキューをした後に炭を埋めると、裸足で歩いている方が火傷や怪我をしてしまう恐れがあるので、必ず決められた場所に捨てるか、完全に消火した上で家に持ち帰りましょう。
そのまま放置する
使用済の炭を持ち帰るのが面倒でバーベキュー場にそのまま放置する人も時たまいます。火が消えているように見えても、火が消えていないことは非常に多いです。消えたと思ってそのまま放置していて、火事になってしまったという事例もありますので必ずにやめましょう。
車内に放置
夏場の暑い季節には、車のトランクの中も高温になります。
炭を置いたまま放置してしまうと自然発火の恐れもあるため、必ず帰宅したらすぐに炭を車から降ろしましょう。